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虹





「どうして、あなたは、牛乳を飲みたくなったのですか?」


昨日、ある人が、そう聞きました。


そこに、生きるヒントがあるのではないでしょうか。(…ないか。)






全てはただ、起こっているだけなので、


起こっていることには、やはり、一筋のストーリーがあるはずです。




兆候とでもいいましょうか。



それをマルチアングルで捉えることが出来たトキに、


引き寄せの法則と呼べたり、シンクロニシティと言えたりします。




ということで、今日は、あなたの願望を、


ただの兆候として捉える練習をしてみましょう。


日常生活を送っていると、ささいな願望が湧くと思います。



「フライパンが欲しいな」とか、


「先週の見逃したドラマ、録画した人いないかな」とか。





で、自分自身に、こう問います。


「どうして、フライパンが欲しいなんて思ったのか。」



ひょっとすると、合理的な回答が返ってくるかもしれません。


「だって、壊れたから。料理できないから。」


とか。




じゃあ、聞きます。


「どうして、急に、壊れたと思います?


壊れたのに、どうして料理したいと思い続けてるのです?


料理するのを辞めるのもありなのに。」




まぁ、具体的な回答がまだまだ続きそうです。




ただ、何度かこの問答を繰り返していくうちに、


この願望は、抱かされているぞと気付いて欲しいのです。





そもそも、料理というシステムがなければ、「フライパンが欲しい」なんて思いません。



さらに言えば、「食べる」という行為がなければ、料理したいだなんて思いません。



あなたは、自分の意志の下、願望を生み出したと思っているかもしれませんが、


「人間は食べるモノにする」というシステムの構築に、


あなたが関わっていない以上、気付くべきなんです。



願望を抱かされてるぞって。





ひょっとすると、ある人は、


「袖なしのジーンズが欲しい。」と願うかもしれません。




すると、みつろうが得意げに言うわけです。




「どうして、あなたは、ジーンズが欲しいなんて思ったの?


急にジーンズが欲しいなんて思うわけないでしょ。


ホラ、願望を抱かされてるんだよ。


ただの、兆候なんだよ。


ジーンズが欲しいとあなたが思ったのは、叶うためのただの兆候なんだ。」って。






すると、あなたは言うわけです。




「兆候?まさか。


なにより、急に、湧いたわけではない。


願望を抱くに至った、確固たる経緯がある。


杉ちゃんがテレビで活躍しだしたから、ジーンズが欲しくなった。」






するとみつろうが言うわけです。



「じゃあ、杉ちゃんがテレビに出だして、


あなたの目につくようになったのも


兆候のひとつなんじゃね?


あなたがジーンズを欲しくなって、手に入れるよっていう兆候の。


兆候の、兆候だったんじゃね?」って。




すると、あなたは、もう少し意地を張るわけです。



「杉ちゃんは、たまたま見たテレビに出ていただけだ。」って。





じゃあ、みつろうは、もう少しだけあなたに付き合うわけです。


「どうして、ネット全盛期のこの時期に、


たまたまその日だけテレビを見たの?


それは、前兆の、前兆の、前兆なんじゃないの?


あなたが、ジーンズを手に入れる、チョウチョウチョウ・コウコウコウ。」って。



まぁ、話しが長くなりましたが、





昨日言いたかったことを、


ものすごーく、ギュっとまとめると、


「叶って当然であると心の底から思えるくらいになろう。」です。





どうして数多い選択肢の中から、「その願望」を「私」が抱いたのか。


そこに疑問が湧けるようになって欲しい。







そこに疑問が湧けたら、一気にハードル下がります。「叶い」のハードル。




「私がどうして「この願望」を選択したのか答えられない。


ということは、私は選択させられている。


願望を抱かされている。


なーんだ、願望って叶うためのただの兆候じゃないか。」って。





そう思えるようになって欲しいとです。


だから、まずは、あなたの、ささいな願望でやってみて。


杉ちゃんジーンズとかよりは、食べ物とかの方が、簡単かもね。



一発目の質問で、答えに窮するはずだから。



「ハッ!どうして、餃子を食べたいと思ったのか、説明できない。」って。


答えに窮したら、チャンスです。



チャンスを迎えたら、自分自身にこう言いましょう。




「どうしてかって?餃子を今後食べる機会(願望達成)が用意されてるからこそ、


餃子が食べたいって急に思ったに決まってる。


そうじゃないと、餃子が食べたいだなんて、急に思うわけがない。」







さぁ、上の文章の餃子の部分を、徐々にあなたの「難しい」と思っている願望に置き換えて行きながら、何度もやってみて。




↓ただの兆候なんだよ。


フト、餃子が食べたいなんて思うかね?


思ったとしても、なぜ、いま、このトキ、このタイミングで、餃子?


どうやったって、合理的な答えには辿りつけないよ、王将さん。



↓今日は下の二つのボタンを押す際、こう言いながら押してみましょう。


「お金持ちになりたいなんて、急に思うわけがない。


これは、ただの叶いの兆候だ。」ポチポチ↓



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