追記
↓テキトーに動画作ってみた
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7/9
7/1の夜に釣ったナマズ3匹のうち1匹を『たたき揚げ』にしよう!!
ナマズのたたき揚げとは、群馬、栃木、埼玉など北関東と呼ばれる地域で食べられている、いわゆる郷土料理だ。この地域は老舗?のナマズ専門店がいくつもあるようだ
↓過去の作品
↓改良版
今回は去年のと比べてかなり上手に作れたと思うので、日記のタイトルに堂々と『ナマズのたたき揚げの作り方』と入れることができたゾ
まあ、実際作り方は千差万別
琵琶湖で作られる鮒寿司が昔から家によって味が違うように(いや知らねーだろ)ナマズのたたき揚げも店によってレシピは違う
ナマズのたたき揚げの作り方
今回の材料
●ナマズの身、皮、肝臓、胃、浮袋、骨
●人参、すりおろし生姜、全卵
●塩、味噌、小麦粉
去年は野菜を入れ過ぎてなんやらよくワカラン味わいになったので、シンプルに。あとどうしても本場のレシピの様に骨を入れたかった
写真はないけど、まずは釣ってきたナマズを捌きます
○締め、血抜き
脳天にアイスピックブッ刺すか、ハンマーで思い切りドツいて脳締めしましょう。かわいそうと躊躇してはいけない、なるべく楽に死なせましょう
失敗すると大暴れするので、台所での脳締めは全くオススメしません
すぐ調理する魚に対してやる意味があるかは正直わからないけど、僕は脳締めしたらすかさずエラを一本切り氷水で血抜きします
○ヌメリ取り
そのあとお酢を多めに入れた酢水でもみ洗い。こうするとタンパク質であるヌメリが凝固して取れやすくなります(野食ハンター茸本氏の業に感謝)
しかしナマズのヌメリは非常に厄介で、どうやら腹鰭などお腹周りにヌメリを製造する器官があるようだ(知らんけど)
このヌメリは酢では取ることができず、調理してもトローっと昆布のように溢れ出てくるので(揚げても汚らしい)、もったいないけど胸鰭から肛門にかけてをこの時点でバッサリ切り落とそう
↓↓(過去写真)
○ナマズをミンチにする
ナマズを3枚におろしたら、胆嚢を傷付けないように肝臓を外す。浮袋と胃袋も取っておこう
肝臓は生だと臭いがコクを出すために、浮袋と胃袋はモッチリ食感が出るんじゃないかと
全て出刃包丁でひたすらゴリゴリ砕いていく!
一旦ある程度叩いた内臓
砕いた骨と合わせ更に叩いていく
包丁をドンドン叩くのも良いがまな板もドンドン朽ちていくので、常に包丁の腹を当てながらゆりかごのように動かし刻んでもいい
骨の砕ける音がしなくなったら完了!
ナマズの皮を引く
皮も使うので皮引きはテキトーでいい
身を叩くのは簡単
皮はゴムの様に丈夫なので一旦湯通しして洗い、しっかりと水気を取ってから刻んでいく
茹でることによりジャキジャキと気持ちよく刻むことができ、意外と楽しい作業だ笑
面倒なら最初にキッチンバサミで細切りにしてもやりやすい
○団子作り!
全てのナマズミンチをボウルに入れてよく混ぜておく
刻んだ人参、全卵、小麦粉たっぷり、すりおろし生姜、味噌と塩少々を入れよーく混ぜよう
うーん美味しそうに仕上がる予感!!
よーく混ざったら、空気を抜く為ヘラで塗るように押しつぶしていく
テキトーに楕円形に成型する
まあ好みの形で良いのだが、あまり分厚くし過ぎないように
ナマズは淡水魚なので海水魚より厄介な寄生虫が潜んでいる可能性大。よーく火を通しましょう。あと使った調理器具もよーく洗っておこう(徹底するならしっかり洗ったあとにお湯かけてね)
あと成型するときもヘラで若干押しながら表面を撫でつけ、なるべく凸凹しないように。見た目が悪くなりますぜ
あとはじっくり揚げるだけだ!
味噌が多いと焦げやすいので注意!
おお、うまそう・・・
ナマズのたたき揚げの完成!!
うっひょーうまそう!
いただきます!!
ガブリ・・・・・・
○感想
うんんん!!!
うまい!!!!
想像の数倍うまい
ナマズの旨みたっぷり
食感しっとり
骨がカリッ
マジか〜こんなに旨いとは!!ビビった!!!
去年と総合評価がまるで違うぞ!?
今回全ての材料をそれぞれが主張し過ぎないよう気をつけたが、どうやら最高のバランスだったようだ!
去年はナマズの臭みにビビって野菜や味噌を多くしたが、やっぱ少しで良かったな!
これはフツーに時々食べたい料理だわ。いや大変だから年一だろうけど(つってもタコスよりは簡単だな)
フッフ・・・今俺はおそらく西日本で一番美味しいナマズのたたき揚げを作れる人間に違いない!来年にでも高松にナマズ専門店を開くことだろう(調子乗んなよバカ)
次回、もう1匹のナマズを料理!
(もうナマズうんざり?まあ一度釣って食べてみてね)
埼玉県吉川市
群馬県板倉町
栃木県
なまずのたたき
レシピ