ら抜き言葉の見抜き方 | 想いを言葉にのせてファンを惹きつける文章を書く

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2000年から1000人以上の人物取材と原稿執筆を手がけている現役ライター&カウンセラー岡田光津子による文章と心の世界のお話

 

 

 

昨日「ら抜き言葉の『今』」という記事をアップしましたが、今日はその使い方、見抜き方についてですニコニコ

 

 

本題に入る前に改めて、ら抜き言葉とは……(『大辞林』より)

 

 

らぬきことば【ら抜き言葉】

 

「見れる」「起きれる」「寝れる」「食べれる」「来(こ)れる」など、「~れる」の形で可能の意味を表す下一段活用の動詞をいう。

 

「見られる(ミルの未然形ミ+助動詞ラレル)」

 

「起きられる(オキルの未然形オキ+助動詞ラレル)」

 

「寝られる(ネルの未然形ネ+助動詞ラレル)」

 

「食べられる(タベルの未然形タベ+助動詞ラレル)」

 

「来(こ)られる(クルの未然形コ+助動詞ラレル)」

 

などのように、「~られる」の形が本来の正しい言い方。

 

 

 

学生時代は何段活用とかやりましたが、今いわれても、わかりづらいですよね滝汗

 

まあ、簡単に言ってしまうと、

 

可能を表す時に使う言葉。

 

なおかつ、語尾が「られる」になるはずを「れる」にしている言葉、ということ。

 

 

ただね~~、ややこしいことに、可能を表していても、「ら」抜きが正解な言葉もあるんですアセアセ

 

たとえば……

 

「英語が喋れるんだね」

 

「そんなこともやれるんだ!」

 

「あなたも変われるよ」

 

「お待たせ、もう帰れるよ」

 

これらは、ら抜き言葉ではありませんポーン


 

 

え~~、じゃあ、なにが「ら抜き言葉」で、どれが「ら抜きで正解な言葉」なのよ?えーん

 

と、書いていて自分にツッコミ。

 

……たしかに、ちょっと混乱しますよねあせる

 

そんな時は、こんな風に簡単にチェックできますウインク

「『ら抜き言葉』の見分け方・防ぎ方・使い分け…」より抜粋)

 

 

誰かを誘う時、その言葉に

「よう」が付く=「られる」(「ら」が必要)

「ろう」が付く=「れる」(「ら」なしでOK)

 

 

 

実際には、こんな感じになります。

 

見る→見よう⇒「見られる

 

食べる→食べよう⇒「食べられる

 

起きる→起きよう⇒「起きられる

 

寝る→寝よう⇒「寝られる

 

来る→来よう⇒「来(こ)られる

 

出かける→出かけよう⇒「出かけられる

 

一方、

 

喋る→喋ろう⇒「喋れる

 

やる→やろう⇒「やれる

 

変わる→変わろう⇒「変われる

 

帰る→帰ろう⇒「帰れる

 

 

 

誘う時「よう」なら「られる」真顔

 

 

もう、これだけ覚えておけば、よいかもしれませんねあせる

 

 

ただ、あまりこういうことに縛られ過ぎて、文章を書くのはやっぱり難しい、面倒だなって思ってしまうくらいなら、一度全部忘れてくださいビックリマーク

 

というのが、私の本音です。

 

書くことは、みんなが自由にできることだから。

 

ら抜き言葉にまつわる雑学的な感じで、捉えていただけたら嬉しいですウインク

 

 



【補足】
今回は方言については触れませんでしたが、読者さんからコメントをいただきまして、少しだけ補足させていただきます照れ

「ら」抜き言葉、私も使っちゃいます~(^^;)
あと、方言(鹿児島弁)とも少し関係するかも?
短縮系になることが多いので…。


そうなのです。方言などの場合は、短縮などあったりして、一概に、「これは『ら抜き言葉』だ」と言えない場合もあるんですよね。

 

そして、そこに味わい深さがあったりもするから…おねがい

でも、「言葉は生きてる」ってフレーズに
なんかジーンときました(*ˊᵕˋ*)
そこに想いがのるんですね♡


 

本当に、そうなんです爆  笑

 

方言でブログが書かれていたりすると、それだけで私なんかは気持ちがホコッとしたりします。

 

その人自身が、言葉から伝わる感じがして。

 

文法とかいろいろあるけれど、文章で一番大事なのは、「その人自身が相手に伝わる」ということだからウインク

ノーファンデ♡引き算美容家 かな子さん、貴重なご意見、ありがとうございましたラブラブ