先ずは電源を入れてみましたが、変化が無い!
メカはうごきましたが、表示が一切光りません。
この型番はFL管の集中表示って事で、管がダメなら即ギブアップです〜。
しかしFL管は熱を出す為、ハンダ付けの不良を起こしやすいんです。
この個体もきっとそこだと信じて、ここはダメ元でバラしていきます。
あまりパイオニアのこの年代のカセットをバラした経験が無く、ま〜悩みまくりながらバラしました。
ネジを外しても取れてこない!
何カ所も変なところにプラのツメがあって、引っかかってるんです。
多分慣れれば、分解組み立てにはよく考えられた作りだとは思うのですが…。
や〜っと患部登場です。
やはりFL管を光らす為の、端っこのハンダがすっかり天ぷら状態でした。
ここがダメになってる事が多いんです。
電源を入れる事が出来るくらい組み立てて、電源オン!
良かった〜、復活しました。
次は本丸、メカの整備です。
ありがたい!アイドラーじゃなくてギアメカです。
多少メカ音は大きめですが、耐久性は高い。
このメカは3モーターなんです。
キャプスタン、巻き取り、ヘッドの上下と回転って感じで、役割り分担がされています。
ベルトはキャプスタンにしか使われてません。
ベルト交換の為、更にバラしていきます。
モーターはマブチ製でした。
元模型工作ファンの私としては、懐かしい響きです〜。
フライホイールも抜いてクリーニングです。
ベルトは千◯電商さんの汎用ゴム平ベルトです。
で、また電源を入れて調整かわできるくらいに組み立てて、走行系のチェックです。
安定してます。
フォワードとリバースのスピード差もほとんどありません。
リバース時のモーター音が多少大きめですが、問題無く動作します。
で、クリーニングしながら本組して完成です。
立派ですが、幅が46cmもあります。
重ねる時やラックに入れる時に注意が必要かと。
当店予定価格 9,900円です。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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