今回の素材は、パイオニアレコードプレーヤーPL-Y7Aです。
1983年製 33,800円 ダイレクトドライブ フルオート 5.6kg
今回の個体も常連Tさんからいただいたものです。
入荷時の写真の撮り忘れで、これは完成時のものです。
Tさんのお話だと、アームの動きがおかしいとの事でした。
早速裏返してメカを見てみます。
同年代の3Fや505と違い、一般的なターンテーブルの力でアームを動かすタイプのメカです。
ネジで止めてあるリンクのシャフトがグリスの固着で重くなってました。
指先の部分です。
ここはリピートをつかさどるところですので、アームが動きっぱなしになっていたと思われます。
シャフト部をクリーニングして再注油したのですが、まだ少々動きが重い。
ネジしめでシャフトが膨らんじゃったみたいです。
やむを得ずシャフトを削って軽く動くようにしました。
ここで表返して中間チェックです。
正常になりました。
あとはクリーニングしながら本組みして本体は完成です。
ダストカバーを磨きます。
後ろ側が浅い構造なので、力を入れて磨くと真ん中から割れそうです。
スペーサーを挟んで磨きました。
ターンテーブルシートは水洗いです。
中性洗剤とブラシで洗いました。
で、完成です〜。
最初と同じ写真です〜。
カートリッジは標準のMC5が壊れていた為、変えてあります。
比較的交換針が入手しやすい同ブランドって事で、パイオニア110系です。
例によって正面のシステムでランニングテストしておきます。
スピード調整が出来るのにストロボが無いってのがグレードなりって事なんでしょうか。
一応ボリューム0の位置でピッタリになるよう調整はしました。
当店価格 7,700円です。
※当店では商品の発送は承っておりません。
地域密着型の店です
北見を盛り上げたいのでぽちっとして下さい