先日、”あきれて言葉も出ない、突き抜けてる”、と韓国の人からひんしゅくを買った、2600人のおばさん達、ツアー御一行さん、
韓国スター、ぺ・ヨンジュンさんに嬉々として会いに行くのは良いけれど、今は違うでしょう?と思ってしまいます。

竹島領土や歴史問題で、国旗や車、葬式だと言って棺を燃やしたり、指を切ったりと、あちこちで大だい的にデモを繰り広げている韓国のこの時期に、憧れのスターとはいえロケ地迄行って、黄色い声を張りあげての応援でしょうか?

クールなのはぺ・ヨンジュンさんの方で、テレビで、”竹島は韓国領土だ”、と言い切っていました。
それを見た時私は、彼をステキだと思っている沢山の日本んのフアンも、これで少し減ってしまうのでは?と心配したくらいです。

強い気持ちで国を思う韓国の人達に、何か恥ずかしい気持ちになります。

日本では竹島問題を知らない人もいる、日本を愛し憂う気持ちは薄れる一方なのでしょうか?

中国の日本パッシングも、あまりにひどい。サッカーのあのいまわしい騒動に始まって以来、どんどんボルテージを上げている最近の一連の行為は、テレビで見るたび目を覆いたくなります。

歴史教科書、靖国参拝、尖閣諸島、国連常任理事国入り等が問題にされていますが、中国の教育、価値観、国の事情等が起因し、複雑でないろいろな要素が絡まってしまって友好を阻んでいます。

只、もろもろの最近の行為の根底に巣食っているものが見えるような気がして、それは嫉妬だと思います。

そしてその嫉妬を擁護する論理として、”日本人は中国人をひどい目にあわせて馬鹿にしてきた、(韓国の人も同じような気持ちだと思う)、今日本がいい格好していられるのは、我々の先祖の犠牲の上に成り立っていることを忘れるな。お前達はちっとも偉いわけじゃないんだ” と言われているような気がします。

それしても中国も韓国もお隣の国、アジアの仲間です。良いところが沢山ある両国と手を繋いでいければどんなに良いか。

私達も少し前迄は、アメリカやヨーロッパはステータスだと思っていましたが、歴史や食べ物は別にして、中国や韓国発はあまり関心がなかったように思う。

それが徐々に変わって来て「冬のソナタ」で、一挙に壁は破られ韓国がグッと近づいて来た。
今迄の先入観に捕われない見方、後進国でも先進国でもない、どの国でも良いものは良い、と言う価値観にどんどん変わってきています。

両国に横たわっている歴史問題はドイツにならってお互いに納得いくように話し合って決める事として、領土問題もお互いに主張し合っていたら、永遠に解決などあり得ないわけで、何が大切かを話し合い理解して分け合うしかないのでは?と思ったりいたします。

靖国問題は、謝罪の気持ちを表すなら、、中国があんなにイヤがっているのですから、相手の気持ちを考えて、総理大臣就任中は行かないで、心で手を合わすようにされて、辞任の後は、どうぞ心ゆく迄行かれたらよろしいのでは、と思いますが、、、。

一番平和を願っているのは、靖国の地下で眠っている御霊の筈ですから。

反省を計る踏み絵のような靖国問題で、いつも非難を受けその度に溝が深まり、
心の距離は縮まらない、そんな繰り返しは、もう止めて欲しいなと思いますが、、、。

◎ 靖国神社について帝京大学の高山正之教授が、週間新潮の{変幻自在}に
書かれた 『靖国の神々』 から抜粋した一説を

《人が神として祭られるのは、無念の死を遂げた者たちの霊を鎮めるところ~
靖国神社にはその後日清、日露そして第二次大戦での戦死者が祀られていった。

当然ながらいかに武勲甲の仕官、将軍でも畳の上で死ねば靖国には祀ってもらえない。ここは家族や祖国のために戦い斃れた、つまり幸せな人生を断ち切られた者を神として祀り、その霊を鎮める所なのだ。

日米戦争の末期、コーデル・ハルは『日本をアジア解放に殉じた国と思わせてはならない。』とルーズベルトに言った。大統領はそれを占領政策の柱にした。

それが『War Guilty Infor-mation Program』。日本は侵略戦争を仕掛け、アジアを戦場と化し、残虐非道を働いた。そう日本人にも吹き込んだ~。

東京裁判ではハルの狙い通りに日本は我利我慾に走った侵略国家に仕立てられ東条英機ら七人は平和と人道に対する罪で死刑に処された。

彼らは、白人国家とその尻馬に乗る中国が着せた濡れ衣に一言の文句も言わず処刑台に立った。その無念を思えばA級戦犯こそ靖国神社に最も相応しい人達なのだ。

王毅・中国大使がそれに文句をつける。日本通が聞いて呆れる。》

20世紀には中国や韓国といろいろな不幸の出来事がありましたが、今は21世紀です。大多数が過去の不幸を知らない世代です。

日本のお偉い先生方も、アメリカやヨーロッパと同じくらい、アジアに心をくだいてください。
これから新しい良い関係が生まれる事を切望します。