昨日のブログの続きです。
44年前に出ていったきりの母に
手紙を書いた昨年
会う約束をやっとできても、直前でキャンセルされる
「私も会いたい」そう言ってくれるも、話が具体的になると返事が帰ってこない
そんなことを繰り返すうちに
相手のことはどうにもできないことを、私にはコントロールできないことを知りました。
floweringセラピーの光平さんに「お母さんとのこと半分諦めているかもしれないけど」
そう言われた時に、そうだなあ、半分くらい諦めてるなあと思いました。
諦めているというか、もう傷つきたくないから期待しないというか
こちらから連絡を取ることはやめていました。
また、連絡をして、何も返ってこないことに辛くなること避けていたのだと思います。
でも、光平さんに写真を送ることを提案してもらって、そこから私の本当の想いにつながって、幼い頃の私の願いを叶えてあげるにがおえを描きました。
インナーチャイルドのみつこちゃんを描いたら、なんだかとても嬉しさが湧いてきて
自分で描いた絵ですが、とても癒されました。
似顔絵が心を癒すなんて思ってもいませんでしたが、
自分の描いた絵に、ハートが温かくなって癒されたんです。不思議ですね。
そして、これを送ろうと思ったら・・
私、母の名前を知らないことに気がつきました。
お手紙って、住所と名前と両方必要ですよね。
母は、家で呼ばれていた名前は本名ではなくて、愛称なのかなんなのか違う名前だと
以前祖母から聞いたことがありました。
これは、送れないではないか・・
どうする・・！？
どうしたい？
ハートの声に耳を澄ませると、どうしても渡したいという想いがあって
住所は以前やっと母が教えてくれたので、母の日に渡しに行こうと思いました。
母の名前
突然会いに行こうか・・考えた末に
突然来られたら嫌かもしれない
連絡をして、返事が返ってこなかったら、ポストに入れに行こう
そう思って久しぶりに連絡をしてみました。
すると・・
「今日これから静岡の妹の家に行くところ。
来週帰る予定。またの機会を楽しみにしているね」
そう返ってきました。
またの機会、楽しみに
疑いたくなるエゴ、そんなの信じないというエゴの声に気付きながら
住所の確認と名前を教えて欲しいと返信しました。
これには、返信はすぐ返って来なかったので
ああ、やっぱりねとかいろいろ思い
結局、いなくてもポストインしに行くかと思っていたら
随分と時間が経った後で、住所と名前だけのシンプルなメールが返ってきました。
その名前は、その姓は
私の旧姓とは異なり
母が父との離婚の後、再婚した相手の姓でした。
母が再婚していたことは知っていたのですが、
文字になってみると、そこに母が選択した相手と
人生が詰まっているように見えました。
「母」ではなくて
「母」という役割ではなくて
「〇〇さん」として1人の女性の人生がそこにあるんですね。
私とは、ほんの３、４年しか人生を共にしなかったけれど
母は、自分の人生を選んできっとそこに幸せも辛いことも
両方あったのだと思います。
末期癌で余命宣告をされてその期間を超えて生きている母へ
私は会うことができるのかわかりません。
でも、会えなくても、にがおえを通して、文字を通して
想いを伝えることはできること
とても幸せなことだと思いました。
もしかしたら、この日のためににがおえを習うことになったのかもしれないなあなんて思います。
もう、母に長い言葉を伝えることはなく短いメッセージカードを私の似顔絵に添えて描きました。
最近の写真と、カメラマンの翔ちゃんに撮ってもらった写真をプリントして封筒に入れて、今日投函しました。
愛を表現するのは、自分のため
今、本当にそうだなあと思います。
会いに行こうと思った日に不在なのも何か意味があるのでしょうね。
ストーリーの中から抜け出て、私は今を感じて今を生きます。
やりたいことがいっぱいで、睡眠時間が足りておらず体も疲れていたので、今日は体が欲するだけ眠りました。
私の体に感謝して、今日も過ごします。
最後までお読みいただきありがとうございました。