本校での試合だったため

土曜日登校だった小学生や

近隣の関係者の方々が

大勢応援に駆けつけてくださって

大応援団だったみたい。




そんな試合で勝てなかったことを

てんまはすごく悔しがっていた。







実は、

今回何となく

負ける気がしていた私…





試合の日は

休みじゃなかったので

翌日応援に行く予定にしてたから

何としてでも勝って欲しかった!



でも、

どこかで「負けそうだな〜」って思ってて

言葉に出さずに

あまり考えすぎないように

過ごすことにしていた試合数日前。






何故そういう風に思ったかというと、



試合数日前の

てんまのぼやき……





てんまのぼやきは、

試合3日前。

だいたいダンナさんがいないタイミングで

ぼやかれる。





その内容は…


「家でもパパのことを監督と思ってしまう」


というものだった。





私は、

「あー、そういうタイミングが来たね〜」

と、思った!


いつかはぶつかるだろうと

思ってたこの悩み。


それは、

てんまから実父監督の一方通行ではなく

実父監督からてんまへも向けられている。





「聞きたいことがスッと聞けない」

「聞かないとって思うけど

 言葉にできずにためらってしまう」

「家でも何となくそんな感じ」




自分の思いを言葉で表現するのが

苦手なてんま。


でも、

てんまの感じてる思いは

何となく理解できる。





てんまが

ダンナさんのもとで

バスケットを本格的に始めて

色々ありながらも

上手くバランスが取れていた。


強くなりたい!

勝ちたい!

という共通の目標に向かって

切磋琢磨する姿は

妻としても、

母としても、

全力で応援したい姿だった。

それは、今も変わらない。





でも、

てんまがキャプテンになり

精一杯頑張っているんだけど…

思うように結果が出せない。




てんまだけでなく、

ダンナさんもてんまに思うことがあっても

伝えられずモヤモヤしていた日々。


歯車が噛み合っていない感じ。






だいたい、

てんまのぼやきはその日のうちに

私の口からダンナさんに伝えられる。


黙っておけないので……笑





でも、

今回ばかりはすぐには伝えなかった。



学期末が間近に迫ってきていて

帰宅後のダンナさんの疲労感から

てんまのぼやきを伝えても

受け止められる余裕がないと

私は判断して伝えない選択をした。




その判断が

良かったのか

悪かったのかは分からない。





そして、

私がてんまのぼやきを

ダンナさんに伝えたのは

試合に負けて帰ってきた夜。


悔しがるダンナさんに、

「負ける気がしていた。

 その理由は…」と、伝えた。







そこから、

てんまと夫婦3人での話し合い。


堅苦しいものではなく、

お互いの思いを話す。


3人で涙を流しながら話し合う。

(にいなはお風呂中🛀)





今回の負けは

親子でこの話をするための負けだったんだと…


いつも、

負けたことには

意味があると思って切り替えていたけど

切り替えられないでいたダンナさん。


「負けた意味は

 こういうことだったんだね」

と……






そして、

もう一つ大きなことを

教えてもらったこの試合。


そのことは、

いつか実父監督から

部員達に伝えられるんじゃないかな…⁉︎

(知らんけど笑)





次は3月に公式戦!


冬休み中に

シュート5000本と意気込んでるてんま。


なのに初日から、

「50本までは数えてたんだけど、

そこから数えるの忘れてた…」

って、大丈夫か!?



まぁ、てんまらしい自主練スタートです。