貴公子ふたたび! 千葉山貴公@東京健康ランド まねきの湯! | ミツキ・ミキの「あばイズム」

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昭和⇔平成⇔令和、本日も想い出迷子中。

東京極東のオアシス「東京健康ランド まねきの湯」に、あの男が帰ってきた!

演歌新時代の貴公子、千葉山貴公!!

7月のステージ大好評につき、レギュラー出演決定しての歌謡ショーが11月2日に行われました。

 

(オープニングのご挨拶は、まねきの湯・イベント担当の和田弥一郎さん)

 

(宴会場に飾られたレギュラー歌手の面々。千葉山さんは初の男性だそうです)

 

第1部は「氷雨」でスタート。
幕が開くと【革命児!演歌新時代 千葉山貴公】と書かれた綺麗な立て看板が!
デビュー当時にファンの方からいただいたものだそうですが、昔のレコード店のキャンペーンを観ている風情でイイですね。

 

 

 

お次は地元・横浜市緑区に実在する場所を歌った「鴨池橋にて」と、学生時代を過ごした京都が舞台の「雨の高瀬川」。
「雨の〜」はサロメの唇ファンの間ではお馴染み、ベースの水のさとしチーフによるナンバー。
この曲、メロディの展開がなんとも気持ちいいんですよねー、一度聴いたら耳に残るキャッチーさ、高瀬川の流れのごとく(行ったことないのでイメージです・笑)強くリズミカルに流れる演歌ロック。

 

 

 

前回もまねきの湯で披露された「青春歌謡メドレー」で客席を練り歩き、五木ひろしの「追憶」カバー、オリジナル曲「港のスナック”鴎”Ⅱ」「砂時計」を披露し、最後はカラオケ画面を流しての「鴨池橋にて」でお客さんも歌詞を口ずさみつつ、第1部終了。

 

夜の第2部は、まっ白なスーツで登場。
イントロから歌い出しに入ったところで、あれ?オケからも声がする?
どうやら間違えて歌入りの音源を流してしまったようですが、そんなハプニングにもお客さんを気遣いながら終始笑顔の千葉山さん、人柄の良さでファンのハートをさらにガッチリ掴みます。惚れるよね!

 

 

仕切り直しての1曲目は、内山田洋とクール・ファイブの「恋唄」、現在売り出し中のオリジナル「さよならの手をふるように」、そしてこれからの季節にぴったりな凛と身の引き締まる「雪恋歌」。
千葉山さんの歌声は優しく軽やかでありながら、ピリッと自分を律するストイックな清々しさがあって、一部の「氷雨」もそうだけど、冬の歌がよく似合うと思う。
薄氷のサラサラパキパキとした…そうだ、木の枝葉を繊細に覆う樹氷みたいなイメージ!
凍てつく冬の空気も、かじかむ手で開いた酒場の扉の向こうの温もりも感じさせる、透明感のある声。

 

 

 

2007年のリリースよりロングセラーとなった代表曲「愛の嘘つき」の昭和20年代のクラシカルな”流行歌”的佇まい、続く「時代劇主題歌メドレー」では、時代劇フリークの千葉山さんが厳選した定番曲を披露。
つくづく時代劇は東洋のウェスタン(字にするとメチャクチャ矛盾してるね!)だなぁと感じる、シブく乾いた名曲の数々、聴かせますねぇ。

 

 

チョー・ヨンピルのカバーで「思い出迷子」、お客さんとの手拍子の掛け合いで会場が一体となる「ヨコハマ ブルーライト」、そして弥一郎さんが毎回歌ってほしいとリクエストしているそうな「奴凧」、私もお気に入りです!

 

 

 

最後は第1部同様、カラオケ画像を流しての「さよならの手をふるように」。
和んだり身が引き締まったり、素晴らしいステージをありがとう!

 

 

 

幕が閉じていく中、わずかな隙間から手を振りつづける千葉山さん。
こういうお茶目なとこ、イイよね!

 

最後に弥一郎さんが再び登場、「まねきの湯に来てくださる歌手の方で、いいなーと思うのは、楽屋でも元気に挨拶してくれる人。そして、失敗を温かく笑って許してくれる人」と、オープニングのミスのお詫びも絡め絶賛していましたよ、うふふ。

 

そんな千葉山さんの次回歌謡ショー@まねきの湯は2月16日(日)。
次は、水のさとし先生作の新曲「横浜えれじぃ」のキャンペーンも兼ねてのステージになるそうで楽しみです!
各地でのライブ情報は、公式ブログをチェックしてね。