学生時代に、姉妹都市交流でアメリカにホームステイし、出会ったアメリカの家族。当時わたしは15歳、妹Sは11歳。弟Kは9歳。お父さん&お母さんも含めて、大好き過ぎて、それから長いお付き合いです。


今はもう15年イギリスにいますが、若かりし頃は大学単位交換留学も含めて、ずっとアメリカばっかり行っていました。
お母さんとSは、一度、姉妹都市30年(だったかな?)記念に日本に来ていて、わたしの日本の家族とも言葉を超えて、長いお付き合いです。


そのSが、ハリーポッター大好きな11歳の娘ちゃんと、旦那さんと初めての来英!ドキドキ 最後に会ってから、25年くらい経っていて不安、再会時にはちょろっと泣いちゃいました。


旦那さんの遠い先祖がスコットランドから来たそうで、ロンドンから始まり、マンチェスター・スコットランド・ウェールズと、イギリス横断ツアーをしてきました!


Uber boatでテムズ川を渡った時に、虹が!目がハート




初のバスツアー。パーラメントオープン&チャールズ王のスピーチの日と偶然重なり、かなりランダムな運行ながらも、主要どころは全部回れました。ニコニコ




マンチェスターに戻り、主要どころを紹介。何気に初めてマンチェスター大聖堂の中に入りました。


そして翌日スコットランドへ!

スコットランドを効率よく、ハイランドも回れるようにとツアー情報を送っておいたところ、エジンバラ出発のハリー・ポッターが撮影されたアニック城ツアーに行きたい(アニック城はイングランド・ニューカッスル近くにあります。車で2時間くらい?)と無理難題を希望され、スコットランドまでパートナーの運転で4時間北上し、翌日にはアニック城まで2時間、イングランド東部をツアーしてスコットランドに戻る、という意味があるのかないのかの珍道中。泣き笑いしまいには、「お城って、お城だよね。一つ見れば充分だわ」とまさかのリアクション不安不安不安 ああ、Sのこういうとこ、すっかり忘れてたわ、と若かりし日を思い出す場面も。泣き笑い真顔 
ツアー終了後は、エジンバラにて1時間程お土産の買い物の後、ロンドンで食べたフィッシュ&チップスに魅せられた超偏食の母娘のリクエストで、エジンバラでもフィッシュ&チップス。スコットランドらしい事は特に何もせず、1日が終わります。
翌日は、ようやくスコットランド泣き笑いスターリンへ。 



Sの旦那さんがどうしても行きたかったナショナル・ウォレス・モニュメントは、エジンバラから北に車で30分くらい。

Sは、心臓にかなり重い病を抱えていて、頂上は無理だよね、誰かと下で待ってようね。とみんなで話していたものの、旦那さんのルーツだからと、かなり頑張ってみんなで頂上にたどりつきました。頑張ったね、S飛び出すハート

4時間かけて帰宅した翌日の最終日は、特に何も予定せず、休息日に当てていましたが、ここまで来たらウェールズに行って、Welcome to Wales の写真を撮りたい!と。(この時点でへとへとのわたしは、内心まじか…ネガティブと思ったのは内緒。)さすがにもう数時間運転するのは嫌で、近場のWrexham でいい…?近場だけど、何もないよ(Wrexham 在住の方、ごめんなさい)。と何度も何度も念を押した上で、行きたいところをTrip Advisor でピックアップしてもらったところ、リテールパークに行きたいとのご要望。


写真は確かにとってもステキな感じですが、全く何もなく、アイスクリームを食べただけで帰宅しました。

しまいには「ガッカリだったわ」と。あんぐり不安 ワナワナした一瞬。苦笑。姉妹ならではな感じですかね?


でも、やっぱり帰ってしまう時は寂しくて。

持病がありながら、長旅&かなりな強行スケジュールにも関わらず、来てくれてありがとう。わたしがSに出会った時の彼女と今同い年の娘ちゃん。Sの病を完全にサポートしている、ステキな旦那さんにも会えて、本当によかった。

あとどのくらい生きられるか分からず、ハリー・ポッター大好きな娘ちゃんと自分のルーツを訪れたい旦那さんの夢も叶えたかったS。大人になったんだなあ、と心がぎゅっとなりました。

長生きして、またどこかで再会できますように。大好きだよ、S。ありがとう。


追記・今、Sからテキストが来て、[到着したよ。でも全てのラゲージがロストされたけど]との事。嗚呼…悲しい