鎧立覆いと滑り止め | DEAGOSTINI 戦国甲冑をつくる

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奥州の覇者、隻眼の猛将、伊達政宗。

弦月の前立てで有名な「黒漆五枚胴具足」を

可能な限り当時の材質と工法で再現します。




鎧立覆いと滑り止め






今号(44号)の組み立てテキストで、やっとこさ正式な解説がされると思いきや‥


『へ?それで終わりですか?腰折れ丸投げな説明だなあ‥』と感じませんでしたか?





という訳で、今回は番外編と銘打ち、僕なりの巻き方を皆さんにご紹介しようと思いますのでよろしくご指査の程を^^;










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鎧櫃に鎧立を置き、鎧立覆いの模様が見える向きで覆いかぶせます。


赤い丸で示したように、兜鉢の台に伊達家の家紋に合わせて、赤い縦線で示したように中心も合わせます。










ごめんなさい‥


画像を撮り忘れたので解説だけになりますが‥


鎧櫃を基準として、鎧櫃の背面から鎧立覆いを鎧立の支柱に巻き込みます。


のちの手順の画像で視覚的に確認いただけますのでご容赦を^^;










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鎧立覆いの丸い模様を参考に、端を内側に折って鎧立の台座に巻きます。


台座と鎧櫃の間に入れずに背面まで回します。


こちらも、次の手順の画像で確認をお願いします^^;











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正面から回してきた鎧立覆いを黄色い線で示した箇所を黒糸と針で簡単に縫い止めます。


このとき、のちに甲冑を置いたときに鎧立覆いが動かないようにピンと張った状態で縫いつけて下さい。


滑りどめを鎧立の台座の下に敷き、鎧櫃の中心に鎧立の台座が中心になるように位置を調整します。


まだまだ地震の心配が拭えません、是非とも耐震処理を!!









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鎧立覆いの細かい箇所を手直ししてください。










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赤く示したように、肩上の箇所を絞ってください。










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甲冑を据え付けます。










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籠手をつけます。










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目の下頬を掛けます。










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兜鉢、ついでに佩楯も無理やり着けてみました^^;










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裏側でマスキングテープで固定してます^^;










いかがでしょうか?


鎧立覆いを巻き直したこの機に乗じて、いつかいつかと待ってた鎧立の接着も案内がないため、思い切ってやっちゃいました^^;


皆さんはどうしますか?


皆さんお一人お一人のやり方があると思います。


『聞いて聞いてー♪これいいよー♪』ってやり方があったら是非おしえてくださいね^^





余談になりますが、45号46号と筏札が続き、46号では抱き合わせで臑当てが同梱されますね^^


射向の臑当て‥わくわくビンビンですぅ^^










お付き合い頂きありがとうございました♪










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