おはようございます♪
著書『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』においては、
「気がきく人」になるためのポイントが書かれています。
では、「気がきく」「気づかい」「気くばり」は、
何のための必要なのでしょうか。
それは、「相手と良好なコミュニケーションを取るため」に必要だと能町は考えています。
そこで今回は、その「コミュニケーション」について、
俯瞰した見方をしてみたいと思います。
コミュニケーションは、すべて「興味をもつこと」からはじまります。
究極のいじめは、「嫌いな人」だと周りから言われることよりも、
「相手に無関心されること」だという話しを以前聞きました。
どんな人でも、透明人間のように扱われると、人は深く傷つくということです。
恋愛でもそうでしょう。
この「興味をもつこと」からはじまり、
「相手を理解したい」というモチベーションがおこってこそ、
人間関係の距離感が縮まっていくものなのです。
恋愛では、まさにこの原理が濃縮された体験です。
ですから、恋愛では、「あなたのことは十分にわかったわ」という言葉は、
男女の別れ話でよく聞くフレーズです。
相手のことをすべて理解しているはずという状態は、
つまり相手に興味がなくなっている状態と等しいこととなります。
これは、「あなたとはコミュニケーションをする必要はない」
といっていることとも取れます。
このように、すべてのコミュニケーションは、
お互いが興味をもつことからはじまるわけです。
もしあなたが大切な人だけではなく、
身近にいる上司だろうと、同僚だろうと、部下だろうと
その相手のことがすでに理解しているつもりでいるとしたなら、その瞬間に
相手への興味は失われていることに気づいてみましょう。
なぜ、人が人とコミュニケーションをしたいのか、
その根源は、相手のことを理解したい、
ひいては、自分のことを理解してほしいということへと繋がるのではないでしょうか。
コミュニケーションの本質から考えてみると、
私たちは、生きづらくなった社会であっても、
解決方法を見つけるヒントは得られるのではないかと思うのです。
事務局
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このたび、能町光香が直接指導させていただく『エグゼクティブ・アシスタント養成講座』
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◎ 3月中旬に、能町光香の新刊が出ます。
2年ぶりに、「気がきく」をテーマとした本が出ます。
詳しくは、公式メルマガ「気がきく通信」でも、順次お伝えしていきます。
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