屋久島の旅 Vol.8~廃園 | 旅ノカケラ

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屋久島で行ったことがないところといえば・・・
なぜか矢筈(やはず)公園に行ったことがなかった。
島には、一周できる舗装された道がある。
その道から、岬のように飛び出た脇道に入り、山とはいえないこんもりと小高いところへ登っていけば公園にたどり着く。
もちろんちゃんと舗装されているから車やバイクに乗っていけば、無理しなくても気軽に行かれるのだ。
しかも、屋久島と石垣島以外はほとんど無料のキャンプ場を利用していたのに、その公園に無料キャンプ場があるにもかかわらず、まったく見向きもしなかった。


そこで、宮之浦港を過ぎたあたりで、ちょっとどんなところか見てみようと立ち寄ってみた。
けっこう急な斜面を登っていくと古ぼけたトイレがあって、その先に平らな場所が開けていた。
もしやここがキャンプサイト?
尾根のようになっていて、真ん中に道があり、海を見渡せる平地が2つある。
そこに看板が立っており、キャンプは一週間以内・・・、利用者は連絡して許可を得るように・・・など書かれている。
サイトと思われる場所は車の轍が付いていて、自分もそこに車を停めてしまった。
どうみても駐車場にしか見えない。
ここがキャンプ場だったら利用したくない感じだった。


道はさらに続いていて、その先に行ってみることにした。
やがて広い駐車場が現れて行き止まりになってしまった。
そこへ鹿が姿を見せた。
車から降りると無数の鹿が慌てて身を隠そうと茂みへと消えていった。
駐車場の隅にもはや使われていないと思われる公園管理棟があり、公園案内図があった。



矢筈公園-1


矢筈公園-2


おっ、ガジュマルが生えているんだ。
わざわざ案内図に載せているぐらいだから、さぞかし立派な木に違いない。
そこで、ガジュマルを探してみることにした。
ジャングルのように斜面に獣道のような道がついていたので、一歩踏み込んだ。
む、む、む。
そこには朽ち果てたフィールドアスレチックの遊具がぽつんぽつんと置かれていた。
とても急な斜面で歩くのがしんどい。ところどころにガジュマルの木が生えているが、それほど大きいともいえない。そして、獣道は途絶え一面草に覆われてしまった。
しかし、その先にもフィールドアスレチックの遊具がある。
引き返せばいいものをあまりにも異様な光景に行けるところまで行こうと先に進んだ。
行けど行けども目を見張るようなガジュマルはなく、とうとう斜面の上まで来てしまった。遊具も一番置かれているものらしい。



矢筈公園-3


矢筈公園-4


矢筈公園-5


矢筈公園-6


矢筈公園-7


矢筈公園-8


矢筈公園-9


矢筈公園-10


屋久島にこんな場所があったとは・・・
いずれ遊具は自然と一体になるだろう。
しかし、遊び方を説明する板の白さは永遠に変わらない気がした。