ジャコウアゲハが優雅に舞い飛ぶ土手がある。
ひらりひらりゆっくり飛ぶ姿は、時間の流れさえもゆっくりさせてしまうようだ。
この蝶は埼玉県レッドデータブック2002には準絶滅危惧種と記載されている。
幼虫が特定の草しか食べず、その草が自生する土手が保護指定区域となっている。
保護活動のおかげか埼玉県レッドリスト2007(埼玉県レッドデータブック2008が平成20年3月に発行予定)からジャコウアゲハが外されていた。
雨の日に土手を歩いてみたら、やはりジャコウアゲハの飛ぶ姿は見られない。
こんな雨の日は、どこにいるのだろう?
そんなことを思いながら、ふと下を見ると、ジャコウアゲハが雨に耐えながら草にしがみついていた。
飛ぶ姿を見ていても、近くでじっくり見ることは出来なかったから、雨の日の散歩も捨てたもんじゃない。
ゆっくり眺めていたら、その姿は黒い妖精と呼びたいほど美しく思えてきた。
αSweetDIGITAL α AF 50mm F1.4
絞り優先f9.0シャッター1/60秒
