サラリーマンだった頃、東京へ向う電車が鉄橋を渡るとき、車窓からよく川を眺めていた。
毎日眺めているはずなのに、ある日突然、川の蛇行する形の変化に気づく。
そして、翌日に形が変わったか目を凝らして見ても、どういうわけか変化がまったく感じられない。
しかし、しばらくすると、川の流れが大きく変わっていることに気づいてしまう。
一夜にして大きく変わるはずもなく、少しづつ変わっているはずだ。
やがて、地元で仕事をするようになってから車やバイクで川を越えることになった。
鉄橋の上から眺めていた川を反対側から橋の上から眺めることになる。
同じように日々眺めていても、変化はわからず、ある日突然、大きく蛇行している川の流れの変化に気づかされることになる。
川の水は汚くとも、輝く川は美しく、蛇行する形も美しい。
一度、カメラに収めたくて冷たい風が吹く中を歩いて撮影してみた。
