先日の休みに髪を切りに行った。
きまって帰り際に
「これから、どうするの?」
と聞かれる。
平日休み、独身、彼女なしだと非常に答えに詰まることが多い。
友達と休みが合わず、家族サービスもなく、愛の語らいもなく一人で過ごさなければならないことが多いからだ。
そのときはバイクで行っていたから
「今日は天気がいいから、バイクででかけるの?」
と言われ、ほっとした。
別に出かけようと思っていなかったが、「ええ」とだけ答え店を後にした。
雲ひとつない快晴の青空だった。
そのまま自宅に戻ることをためらって、バイクに乗って近くの公園に行ってみることにした。
ぶらぶら歩くには気持ちよく、池を眺めたり、色づき始めた木々を眺めて歩いた。
でも、働き盛りの男性が昼間から、それも平日に公園を歩く姿は妙に浮いてしまう。
コンパクト・デジタルカメラをバックに入れておいてあったので、それを取り出して興味をそそるものを写しながら歩くことにした。
実際、犬を連れている女性がぼくと目が合ってはっと立ち止まって距離を保ったままその場を動かず、ぼくがカメラで撮影始めると安心したように通り過ぎていった。
写真を撮り始めると、夢中になって撮りはじめてしまう。
たとえば、1つの木が紅葉していれば、上を見上げいろいろな角度からじっくりと眺める。光の具合は?葉っぱの形は?どの角度がいいか?などなど。
その姿も怪しく、おばちゃん連中がぼくの横を通り過ぎるときに何かあるのかとぼくの視線を追って上を見上げていく。
それでも、ああ、写真を撮っているんだとわかれば納得した感じで離れていく。
1つの公園を歩き尽くし、2つ、3つと公園を歩き渡った。
ずいぶん歩いたにもかかわらず、天気が良かったのか、撮影のため歩いては立ち止まってを繰り返したためか、二日経っても非常に気分がよろしい。
でも、やっぱり写真を撮るなら一眼レフ、それもデジカメ一眼レフが欲しい。
Aさんから車を譲ってもらえれば、買える余裕もありそう。
どうなりました?
といっても彼は今、京都か。