恥ずかしながら、ぼくは読書家じゃなくて本のコレクターになっていないかと思うことがある。よーし、今日はこれを読むぞーとか、これからこれを読むぞーと気合を入れて読むことって、まずない。たいてい寝る前に寝床に本を持ち込んで寝転がって本を眺める。眠くなったら適当に本を投げ出して、そのまま寝てしまう。翌日、寝る前に読むことがあっても寝床のその辺に転がっている本を取り上げることはあっても、多くの場合、寝床と別の部屋に積み上げている未読の本を気分によって手に取り寝床に持っていってしまう。だから気が付けば、寝床の床は大量の本が散乱している。
今転がっている本といえば・・・。
・『「和」の旅、ひとり旅』岸本葉子
・『陰陽師 生成り姫』夢枕獏
・『「一宿一飯」地の果てまで』戸井十月
・『砂の女』安部公房
・『地図を燃やす 路上の視野Ⅲ』沢木耕太郎
・『ココロに向って耳をすまそう』香山リカ
・『星の降る森で』本山賢司
・『敗れざる者たち』沢木耕太郎
・『地球(ガイヤ)のささやき』龍村仁
・『私だけの安曇野』丸山健二
・『馬車は走る』沢木耕太郎
・『男の作法』池波正太郎
・『紙のライオン 路上の視野Ⅰ』沢木耕太郎
・『軽いつづら』丸谷才一
・『第一阿呆列車』内田百閒
・『新版 放浪記』林扶美子
・『犬だって散歩する』丸谷才一
・『ALL WAYS Ⅰ』開高健
・『ペーパーナイフ 路上の視野Ⅱ』沢木耕太郎
・『遠雷』立松和平
・『時刻表2万キロ』宮脇俊三
・『夕陽が目にしみる』沢木耕太郎
・『新東京百景』山口瞳
・『温泉へ行こう』山口瞳
・『地の漂流者たち』沢木耕太郎
ご覧の通り、なんという数でしょう。この転がっている本の予備軍になる本、別の部屋にある未読の本はもっとあるので、書かないことにする。志向とか思考とか嗜好とかは、読む本によって形作られることも少なくないから、列記することでぼくなりの性格がわかってしまって、ちょっと恥ずかしい。しかし、散らかすだらしない性格がわかって、もっと恥ずかしいかもしれない。でも、本を読む真面目な方と間違った認識をされるほうが一番恥ずかしいものだ。