タンデムの心得 | 旅ノカケラ

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▼某月某日

えー、タンデムするなら体重は70kg未満とさせていただきます。
以前、体重80kg超の男性をリアシートに乗せたことがあるのですが、走らない、曲がらない、停まらないの3拍子で冷汗をかいたことがある。
もう少し大きなバイクであるならば、余裕があって四苦八苦することもなかろうがクォーターバイク(排気量250cc)はエンジンが非力のうえ、フレームも細く頼りない。
やはり大きなバイクでタンデムしたいものだ。

ふだん自由自在にバイクを運転していても、いざバイクの後ろに乗ってみると恐かったりする。
まだブレーキかけないの?バンクが少ないから曲がりきれないのでは?ひぃー、センターライン越えそう・・・、うぉー、バイク倒し過ぎぃ!うっ、急に強めのブーキングしたから頭がぶつかっちゃったよ、などなど。

ライダーによって乗り方の癖は色々出てくる。
でも、もしも誰かをバイクの後ろに乗せるなら、その前に1度自分がバイクの後ろに乗って恐さを体験してみるのもいい。

そういえば、こんなこともあった。
ドッ、ドッ、ドッと単調な音と振動のバイクでワインディングをひらりひらりバイクを倒しながら走っていたり、道幅が広い真っ直ぐな道を一定の速度で流していたら、バイクの後ろに乗っている人の腰に回している手の力がだんだん弱くなって、すっと離れた瞬間があった。
慌ててクラッチレバーを握っている手を離して、離れて行く手をつかみほっとしたことがある。

あまり快適に運転してしまうと、心地よさに睡魔が起こってくるようで、注意が必要だ。