ミスター・バイク | 旅ノカケラ

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▼某月某日

毎月買っている雑誌がある。
月に一回発行される『ミスター・バイク』だ。
30年も発売が続いているから、相当な歴史があるオートバイ総合誌といえるだろう。
前々から書店で見かけていたが、買う気にはなれなかった。
本文より多い広告のページに呆れ、バイク=男のような異様な世界、第三京浜などに集まってくるデコレートされたカスタムバイクたちの写真と記事など趣味が合わないからだろう。
それがバイク・ライフにどっぷりとはまり、もっとバイクを取り巻く環境、可能性など諸々のことを知りたくなってきた。
まじめ?お硬い?骨のあるというべきか、バイク全般についてジャーナリズム性がある記事が書かれている雑誌はないものだろうかと探してみた。
それが1年以上前の話。
当時、書店に並んでいるバイク雑誌を眺めると、バイクカタログ化した総合雑誌、風景写真集のようなツーリング雑誌、タダもしくは激安情報だらけの貧乏ツーリング雑誌、カスタム情報誌、バイク初心者向け(毎回、洗車・簡単なメンテナンス・バイクの仕組み解説)雑誌が並び、あとは車種、あるいはバイクメーカーごとの専門誌が置かれていた。
その中にたった1冊だけ週刊誌のような『ミスター・バイク』があった。
手に取ると、以前より厚みが少ない。
広告だらけで厚みがあったものだが、それは『ミスター・バイクBG(バイヤーズ・ガイド)』として別雑誌で売られていた。
『ミスター・バイク』を開くと、とんがった感じが薄くなり、バイクを取り巻く社会性を伝える記事やお馬鹿な企画ものが妙に絡みあって、思わず買ってしまった。
それから毎月買おうと思ったが、これが難しい。
買った号に次号がいつ発売なのか発売日が書かれていなくて、書店やコンビニエンス・ストアに入るたびに『ミスター・バイク』はあるかな?と覗く羽目になってしまった。
しかも以前なら山積みするほど置かれていたものだが、今では見かけても1冊か2冊。
先月買った書店でなかなか置かれないので、これは誰かに買われてしまったかと焦りながら別のコンビニエンス・ストアで1冊置かれていたものを見つけて買うことができたこともある。

今日、やっと手に入れた最新号の内容をざっと列記してみよう。
・国土交通省がテスト中の道路工事不人気投票って?
・三宅島を日本のマン島に
・警察VS正月暴走、道交法改正で今年の結末は?
・いよいよスタートバイク専用ETC化
・今のブームはスクーター、では次のブームは何だ?
・バイクの車検期間が遂に延長へ!
・消防用二輪車、量産車完成!大火災予防の切り札だ!
こんなバイクにまつわるニュースな記事が満載。

ん?某局の中吊り大賞ぽくないか?

そして微笑ましい企画物もある。
・未舗装路を含む道をロードバイクで走るツーリングレポート
・運転教習所を借りてバイクの直立を練習する合宿レポート
・寒空の多摩川の河川敷で夏用シュラフと3日間生きていけるサバイバルグッズを使って24時間耐えられるかのレポート
他にも内容盛りだくさんです。

そんなわけで、ぼくからお願い。
『ミスター・バイク』を見かけても、買わないでください。
来月も読みたいですから。