3月27日が、平成30年 第1回定例会の最終日でした。
まず、予算特別委員会の審査の経緯報告。
各会派から意見開陳。
そして、採決。
「平成30年度一般会計予算」他4件の特別会計 可決。
流れとしては、こうなのですが、簡単に可決したわけでなく、
この結論に至るまで、自民党の中で、かなり議論がありました。
3月22日の予算特別委員会の最終日に自民党と公明党で
「平成30年度世田谷区一般会計について以下の組み替え動議」を出しました。
1、北沢小学校統合に伴うスクールバス運行について
(子ども達の安全のためとはいえ、バスは約1km運行し、その後徒歩で子ども達は400mほど歩くとのこと。そのための費用は年間3600万円! 区内にはもっと長い距離を通学している児童がいる。税金の公平性から問題あり。
そもそも歩いて通学することで、こどもたちは得られることはたくさんあるのに。。。
スクールバスを走らせることが本当に子どもたちにとって良いことなのか。
地域コミュニティにとってもどうなのか。
統合することで、今までと違う通学路に心配する保護者の方の思いはその通りだと思います。
だからこそ、教育委員会は、もっと丁寧に進めていただきたかった!とても残念。
2、ワークスペース補助事業(一般型)について
(子どもを預けて外出できない見守りのみという多様な働き方に対応できない制度設計。 ニーズ調査・事前の分析不足。
第一子出産で仕事を辞めた私としては、「多様な働き方ができる社会を作りたい」という気持ちは強いです。 それだけに残念。
ちなみに、一緒に提案された、日ごろから親も子どもも慣れた場所であるおでかけひろばで預けながら仕事ができる(ひろば型)は賛成です。
動議は賛成多数で可決されました。その後
区長から 以下の表明がありました。
・北沢小学校統合に伴うスクールバス運行は、廃止を前提に、一定期間(6か月間)の運行。
・ワークスペース補助事業(一般型)は、制度設計の見直しを行った上で、再度議会に提案する。
この表明をうけ、自民党区議団で、また話し合いました。
スクールバスについては、12月の委員会で示されてから、自民党だけでなく、様々な会派から、おかしいという意見がでていたのにもかかわらず、始業式・入学式まで、日にちがもうないこの時期まで、耳を貸さなかった教育委員会・区長のやり方には納得ができないものの、 北沢小学校に通う子ども達や地域の混乱を考え、一定期間で終了するという区長の表明をうけ、賛成としました。
22日の予算特別委員会は、21時45分くらいまでかかりました・・・