4月19日の土曜会のテーマは

ディジタルネイティブ 
 ~グローバル時代における日本社会を映す鏡~


「デジタルネイティブ」をキーワードに
ソーシャルメディアを中心とした情報ネットワークと
日本社会の関係に関して 議論となりました。
とってもいいお天気の土曜の午後に36名以上 参加ビックリマーク
(土曜会とは、講演会ではなく、
参加者全員が意見をぶつけあい、議論することによってお互いの考えを更に深め合おうという勉強会です)

(1980年前後生まれ以降を「デジタルネイティブ」と呼びます。
彼らが、コンピュータゲームをはじめ情報ネットワーク社会に不可欠なデジタル
機器に幼少期から接しており、
それ以前の「(アナログからの)デジタル移民」(私はこの範疇でしょうか・・・)
「アナログ住民」 と、コミュニケーションや人間関係への考え方や
行動様式など(どう)異なるのかが問題となるからです。
日本社会において1980年生以降は 今は1/3を超えた程度ですが、
今後は、日本社会の中核を担う
ことになります。
 
国外に目をやると、世界の年齢中央値は28.5歳
デジタルネイティブがすでに多数派。
(アラブの春では、フェイスブックやツィッターなどの
ソー シャルメディアとデジタルネイティブ達の可能性に期待が寄
せられました。)
日本の社会におけるデジタルネイティブの研究からは、
日本の若者たちの「空気を読む」、「テンションの共有」、
「不確実性回避」という、日本独自の「日記」文化や「絡む」
コミュニケーションが生み出されてきたとのこと。

木村先生のお話を伺い、
グローバル社会におけるソーシャルメディアの果たす役割と
日本社会におけるソーシャルメディアを介したコミュニケーションは、
質が違う感じがしました。

興味深いテーマでしたので、もう少し理解を深めたいと思います。
木村先生の著書を読まないと音譜

『デジタルネイティブの時代―なぜメールをせずに「つぶやく」のか―』
(平凡社新書)