3月30日(日)トラベルヘルパー(外出支援専門員)協会の
100回記念拡大勉強会に参加しました。

代表の篠塚さんは、介護旅行の第一人者です。
東京都老人総合研究所(現:東京都健康長寿医療センター)の
矢冨研究室の勉強会にも参加していらっしゃいましたし、
認知症予防の旅行プログラムの教室などにも取り組んでいただいていたので
仕事でご一緒することがありました。

今回のテーマは、「超高齢者時代の旅を支える最新科学技術」です。

私は、高齢社会の課題解決の可能性として
サイボーグ型ロボットのHALについての発表が興味深かったです。
体に装着することで身体機能を増幅できるサイボーグ型ロボットです。

曲がりにくい膝を曲げてくれたり、立ち上がる時の負担が軽いなど
つらいリハビリも あきらめずに頑張れる方がいらっしゃるとのこと。
「自分の力で立てる、歩ける」 ということは、
何よりうれしいことだと思います。

ロボットスーツHALを用いた機能改善トレーニングを行う
さがみロボット産業特区のシンボル拠点の
湘南ロボケアセンターに行ってしっかり見てこようと思いました。

キースピーチは
東京都健康長寿医療センター循環器内科の杉江正光先生。
高齢者の健康増進事業の構想として、
医療介護周辺の様々なサービス事業をMETs化することで
慢性疾患を有した高齢者が安心して旅行や農業体験などの
社会参加が可能な社会基盤を構築できる可能性についてのお話でした。
また、学会未発表の現在進行中のプロジェクトについても
お話してくださいました。
意欲があるのに
「運動介入による健康増進プログラム」に参加を進められない高齢者に対しての
思いが同じでしたので、杉江先生の進行中のプロジェクト 
大変興味深かったですビックリマーク
杉江先生 改めて見学させていただきます!!


慢性疾患を有した高齢者も
社会参加できる社会構造の構築をめざしがんばりましょう