深夜にドル円が円高方向に、1ドル=155円台へ。介入の段階とは?
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さて深夜にドル円が動きましたね。
植田日銀総裁の会見の後に円高に急伸する場面がありましたが、深夜にも突発的に円高方向に動いたことで当局がレートチェックを実施したとの見方が広がっています。
起きてすぐに相場チェックするのが習慣なのですが、スマホで思わずスクショ撮っちゃいました。
この後は揉み合いのような値動きでしたね。
介入の最も初期の段階が、いわゆる口先介入です。
「為替の急激な変動は望ましくない」
「投機的な動きには断固たる対応を取る」
こうした表現が、財務省や政府高官の口から繰り返されるようになると、市場はまず警戒します。この段階では、実際にドルを売ったり円を買ったりはしていませんが心理的な牽制としては十分な効果があります。今回のケースでは、すでにこの段階はかなり繰り返されてきたわけです。
今回の深夜の円高で、市場が最も注目したのが
レートチェックで、
「実際に市場で今いくらで取引できるのかを、当局が金融機関に確認する行為」
を指します。
重要なのは、この時点では、まだ介入はしていないという点です。しかし、実務的には
「いつでも介入できる状態に入った」
という強いシグナルになります。
市場参加者は、
「ここでさらに円安が進めば、次は本当に来るかもしれない」
と意識し始めるため、投機筋がポジションを軽くする、あるいは一斉に円買い戻しに動くことがあります。深夜帯の円高は、まさにこの心理の変化を映した動きだったと考えられます。
レートチェックを経てもなお、円安が加速する場合、次に来るのが実際の為替介入です。
この段階の特徴は、
・事前に日時は明かされない
・流動性の薄い時間帯が選ばれやすい
・値動きが「一方向に、急激」
という点です。過去の例を見ても、介入は「市場参加者が油断した瞬間」に行われることが多く、数円単位で一気に動くことも珍しくありません。
だからこそ、プロの投資家は
「レートチェックが意識され始めた時点で、すでに相場の性格が変わった」
と判断しているわけです。
引き続き為替取引、特にドル円を取引される場合はご注意ください。
週足だとまだまだ円安感あります。

