19日の米市場は反発。米国債バイバックで金利低下、AI関連には選別色。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

19日の米市場は反発。米国債バイバックで金利低下、AI関連には選別色。

Ciaoニコニコ

おはようございます☀


19日の米市場は、米財務省による長期国債の買い入れ拡大を受けて長期金利が低下し、主要3指数がそろって4営業日ぶりに反発しました。

ダウ

平均は前日比119.65ドル高の5万3463.05ドル、S&P500は0.21%高の7707.98、ナスダック総合指数は0.16%高の2万6331.09で取引を終えました。



この日の最大の材料は、米財務省が国債の買い入れ消却、いわゆるバイバックを拡大すると発表したことです。

10〜20年、20〜30年の長期債について、1回あたりの買い入れ上限を従来の20億ドルから少なくとも40億ドルへ倍増させ、9月9日から11月4日まで実施します。

これを受け、ここ数週間上昇が続いていた長期国債に買い戻しが入り、長期金利は低下しました。



足元では財政赤字や国債増発への警戒から米長期金利の上昇が世界的な株安要因になっていただけに、財務省が長期金利上昇を意識した対応に動いたこと自体が、市場の安心材料になったと考えられます。

ただし、今回のバイバックは国債需給を一時的に改善する効果は期待できるものの、財政赤字や長期債の供給増加という構造的な問題を解決するものではありません。

市場関係者からも、金利低下効果は短期的との見方が出ています。

個別株では、メルクとモデルナが共同開発するmRNAを利用した皮膚がん治療について良好な治験結果が発表され、ヘルスケア株が大きく上昇しました。モデルナは急騰し、S&P500のヘルスケアセクターも3.5%上昇しました。



一方、AI・半導体関連株には引き続き選別色がみられました。OpenAIの2026年4〜6月期売上高が67億ドルとなった一方、Anthropicが116億ドルに達したと報じられ、AI企業間の競争激化や巨額投資の収益性が改めて意識されました。

OpenAIは前四半期から売上高を18%伸ばしたものの、損失も拡大したと報じられています。 AMDやブロードコムなど半導体株の一角が下落し、AIインフラ関連のCoreWeaveやNebiusも売られました。


また、FRBが公表した7月28〜29日のFOMC議事要旨では、インフレが十分に鈍化しなければ追加の金融引き締めが必要になる可能性があるとの見方が多くの参加者から示されました。一部では7月会合で利上げを支持する意見もあり、FRB内部のインフレ警戒は依然として強いことが確認されています。

ただ、市場ではある程度織り込み済みだったため、株価への影響は限定的でした。


それでは今日もよろしくお願いいたします。

より良い1日となりますように。✨✨