23日の米市場は下落、AI・半導体株に利益確定売り。ただし景気の底堅さが支え。
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23日の米市場は下落。
ダウ平均は前日比45ドル87セント安の5万1666ドル84セントと3営業日ぶりに小幅に反落。
これまで相場をけん引してきたAI・半導体関連株に売りが広がり、ハイテク株中心に弱い展開となりました。
エヌビディアのほか、AMD、インテル、マイクロン・テクノロジー、サンディスクなどが大きく売られました。
背景には、AI向けデータセンター投資があまりに巨額になっているため、投資の持続性が改めて意識されたことがあります。AIブームそのものが終わったというより、これまで期待が先行して大きく買われてきた分、少しでも不安材料が出ると利益確定売りが出やすい局面に入っているといえそうです。
またFRBがタカ派姿勢を強めたとの見方から、金利が高止まりしやすいとの警戒が残っています。金利が高い状態が続けば、企業の借り入れコストは上がります。特にAIインフラやデータセンターのように、先行投資が大きい分野では、資金調達コストの上昇が将来の収益見通しに影響しやすくなります。6月の米製造業PMIは改善した一方で、コスト上昇やインフレ懸念、雇用の弱さが残っている状況です。
23日に発表された6月の米購買担当者景気指数、PMIは、製造業・サービス業ともに市場予想を上回りました。
S&Pグローバルの米総合PMIは52.2と、前月の51.5から上昇し、米民間部門の景況感が拡大を続けていることを示しました。
23日のアジア市場でも半導体・AI関連株への売りを背景に、日経平均株価が大幅安、韓国KOSPIも急落。こうした世界的なハイテク株売りの流れが米国市場にも波及しています。
一方で、ダウ平均の下値はかなり限定的で医薬品、生活必需品、素材、ディフェンシブ株など相対的に出遅れていた銘柄や景気に左右されにくい銘柄へ資金を移した形です。
スペースXは、安く始まった後に上昇に転じました。スペースXは6月に大型IPOを実施し、ロケット打ち上げや衛星通信のスターリンク事業への成長期待から注目を集めています。
指数面では重要なニュースもありました。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、代表的な株価指数であるダウ工業株30種平均の新たな構成銘柄に、グーグルの親会社であるアルファベットを採用すると発表しました。
入れ替わりで、米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズが除外されます。
変更は2026年6月29日の取引開始前に実施される予定です。
それでは本日もよろしくお願いいたします。
よりよい1日となりますように。
台風お気をつけてお過ごしください。


