15日の米市場は上昇。ダウ平均は再び最高値更新。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

15日の米市場は上昇。ダウ平均は再び最高値更新。

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15日の米市場は上昇。

ダウ平均は前営業日比468ドル77セント高の5万1671ドル03セントと3日続伸し、1週間半ぶりに最高値を更新しました。

ナスダック総合株価指数も3.07%高と大幅に上昇し、3月以来の大きな上昇率となりました。



戦争リスクの後退を好感した買い戻し相場の様相でトランプ米大統領が米国とイランの合意を発表しリスクオンの流れに。ホルムズ海峡の再開期待が高まったことで原油価格が大きく下落しました。

WTI原油先物は大きく下げ、一時1バレル80ドルを割り込む場面もありました。原油が下がると、ガソリン価格や輸送コストへの上昇圧力が弱まり、企業収益や消費への悪影響が和らぐとの期待が出ます。そのため、株式市場ではインフレ懸念が後退し、FRBの利上げ観測も和らぐのではないかという見方が広がりました。 





米長期金利も低下しました。長期金利の低下は、将来の成長期待で買われやすいハイテク株や半導体株にとって追い風です。そのため、この日はナスダックの上昇が目立ちました。エヌビディア、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、メタなどの大型テック株が買われ、相場全体の上昇をけん引しました。 

半導体株も強い動きとなりました。

マイクロン・テクノロジーはアナリストによる目標株価引き上げをきっかけに大幅高となり、AI向けメモリー需要への期待が改めて意識されました。SOX指数も大きく上昇し、前週に売られていたAI・半導体関連株に買い戻しが入りました。 



個別では、ダウ構成銘柄の中でボーイングが上昇しました。景気敏感株であるキャタピラーや、消費関連のアメリカン・エキスプレス、ハネウェルなども買われました。

一方で、原油安を受けてエネルギー株には売りが出やすく、シェブロンは下落しました。

また、リスクオンの流れの中では、メルクやジョンソン・エンド・ジョンソンのようなディフェンシブ株の一角は相対的に弱い動きとなりました。

市場の地合いの良さを象徴したのが、スペースX株の上昇です。12日に上場したスペースXは初日に大きく上昇し、15日も買いが続きました。IPOが市場に問題なく吸収されたことは、投資家のリスク許容度が回復しているサインと受け止められました。ただし、短期的には人気化による過熱感や値動きの荒さには注意が必要です。 



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まとめると、15日の米市場は中東情勢の緊張緩和、原油安、金利低下、AI・半導体株の買い戻しが重なった非常に強い相場でした。

これまで市場の重しだった「原油高によるインフレ懸念」と「利上げ観測」がいったん後退したことで、投資家は再び成長株や景気敏感株を買いやすくなりました。

ただし、今後も確認すべきポイントは残ります。米国とイランの合意内容が実際にどこまで履行されるのか、ホルムズ海峡の航行が本格的に正常化するのか、そして原油価格の下落が続くのかが重要です。

さらに、AI・半導体株は上昇スピードが速いため、金利が再び上がる局面では利益確定売りが出やすい点にも注意したいところです。

日銀政策決定会合、FOMCもありますので今週はまだまだ動きそうです。

それでは今日もよろしくお願いいたします。

より良い1日となりますように。