
7日の日経平均は過去最大の上げ幅で最高値更新。AIラリーと中東リスク後退で連休明けに大幅高。
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7日の日経平均株価は、前営業日比3320円72銭高の6万2833円84銭と急騰し、4月27日に付けた6万0537円を大きく上回って史上最高値を更新しました。
上げ幅は過去最大となり、日経平均は初めて6万2000円台に乗せました。
取引時間中には一時6万3000円台に乗せる場面もあり、連休中に海外市場で進んだリスクオンの流れを、東京市場が一気に織り込んだ形です。
背景にあったのは、まず米国とイランの戦闘終結が近いとの観測です。
中東情勢への過度な警戒が和らぎ、原油先物相場が下落したことで、インフレ再燃や企業コスト増への懸念がいったん後退しました。
特に日本株にとっては、原油高が企業収益や消費者心理を圧迫するリスクとして意識されていたため、地政学リスクの後退は非常に大きな買い材料となりました。
もう一つの主役は、やはりAI・半導体関連です。米国企業の決算を通じてAI需要の強さが改めて確認され、米ハイテク株が上昇した流れを受けて、東京市場でも主力の半導体関連や値がさ株に買いが集中しました。
ロイターによると、イビデン、SUMCO、キオクシアなど半導体関連株の上昇が目立ち、AI関連への資金流入が日経平均を大きく押し上げました。
東証株価指数、TOPIXも111.76ポイント高の3840.49と大幅に上昇しました。
値上がり銘柄は全体の76%、値下がり銘柄は22%で、日経平均だけでなく市場全体にも買いが広がったことが分かります。
売買代金は10兆8448億円と非常に大きく、海外投資家を含めた資金流入の強さも感じられる一日でした。
ただトヨタや任天堂は下落基調継続です。
業種別では、非鉄金属、金属製品、情報・通信業などが上昇率上位となりました。
AI・半導体だけでなく、データセンター投資や電力インフラ、素材需要まで含めた広いテーマに買いが波及した印象です。
一方で、原油価格の下落を受けて鉱業、石油・石炭製品は下落し、輸送用機器も相対的に弱い動きとなりました。
これは、今日の相場が「全業種一斉高」というよりも、AI成長期待と原油安メリットを受けやすい銘柄に資金が集まった相場だったことを示しています。
もっとも、日経平均が一日で3000円を超えて上昇したことで、短期的な過熱感も強まっています。
今回の上昇は、地政学リスク後退、原油安、米ハイテク株高、AI決算期待という複数の好材料が重なった非常に強い相場でしたが、その分、材料の織り込みも急速に進みました。
個人投資家としては、指数の最高値更新だけを見て飛びつくのではなく、どの銘柄が業績を伴って買われているのか、AI・半導体関連の中でも実需の裏付けがある企業はどこかを冷静に見極めたい局面です。(私はデイトレにしました…)
明日は雇用統計の発表もあります。
この流れが継続するのかどうかを占う大事な経済指標となります。雇用統計ナイトフィーバーは10周年記念で明日は特別に20時半からの生配信となります。
乾杯もしたいと思いますので、よろしければお飲み物をご用意いただいて20時半からぜひご参加ください。

