
今週もよろしくお願いします。
Ciao
おはようございます☀
先週の米市場は上昇しました。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が停戦状態となり、地政学リスクへの過度な警戒が後退したことで、投資家心理が改善しました。加えて、企業決算の底堅さが確認され、AI関連、ハイテク株、ソフトウエア株を中心に買いが広がりました。S&P500とナスダックは週間で上昇し、6週連続高となりました。
月間で見ても米株の強さは目立ちました。ダウ平均は月間で3310ドル上昇し、2022年10月以来の大きな上げ幅となりました。ナスダックは月間15.2%高、S&P500も10.4%高となり、地政学リスクの後退、原油価格の落ち着き、企業決算への安心感、AI関連への資金回帰が重なった形です。
個別では、アップルの好決算が相場を支えました。売上高、iPhone売上高、EPSが3月期として過去最高となり、大型テックの収益力の強さが改めて意識されました。また、アトラシアンの好決算をきっかけに、ソフトウエア株にも見直し買いが入りました。AIがソフトウエア企業を脅かすという見方だけでなく、AIを取り込むことで企業価値が高まる可能性も意識されました。
一方で、経済指標には注意点もあります。米ISM製造業景況指数は52.7と4カ月連続で50を上回りましたが、市場予想は下回りました。特に価格指数が84.6まで上昇し、コスト上昇圧力が再び強まっていることが確認されました。景気は底堅い一方で、インフレ再燃への警戒は残っています。
中央銀行イベントでは、日銀、FRB、ECBがいずれも政策金利を据え置きました。ただし、単なる安心材料ではありません。日銀は0.75%で据え置いたものの、3人の委員が利上げを主張し、タカ派色の強い内容でした。FRBも3.50〜3.75%で据え置きましたが、内部で利下げ派とタカ派の意見が割れており、インフレと景気の両にらみが続いています。ECBも中銀預金金利を2.0%に据え置き、欧州でもエネルギー価格と景気減速への警戒が残りました。
今回のポイントは、「据え置き=ハト派」とは限らないということです。中央銀行は景気を支えたい一方で、原油高やエネルギー価格上昇によるインフレ再燃を警戒しています。今後は、政策金利だけでなく、票決、声明文、記者会見のトーン、そして市場の反応を見ることが重要です。
日本株については、週初に日経平均が終値で初めて6万円台に乗せたものの、週足では203円安となりました。AI・半導体関連の値がさ株が指数を押し上げる一方、TOPIXや中小型株、内需株には重さもあり、「指数は強いが体感はそこまで強くない」相場でした。
また、日経商品指数42種が過去最高を更新したことは、日本経済におけるコスト上昇圧力の強さを示しています。原油高やナフサ価格の上昇は、化学、素材、物流、食品など幅広い業種の利益率を圧迫する可能性があります。資源、商社、非鉄、石油関連には追い風となる一方、価格転嫁が難しい企業には逆風です。
今後の投資家の注目点は、米企業決算の持続性、原油価格、インフレ指標、中央銀行の次の一手、そして日本株で物色が広がるかどうかです。AI・半導体の成長テーマは引き続き重要ですが、金利やインフレに耐えられる収益力、価格転嫁力、財務体質を持つ企業を選別する姿勢がより大切になりそうです。ゴールデンウィークで日本市場は休場が続きますが、どう動いていくか…為替市場の介入もありましたので、さらなる介入があるのか動きに注目したいところです。
先週の相場については、もう少し厚めに昨日のブログでまとめています。
中銀ウィークについては、こちらの記事で詳しくまとめておりますので、よろしければご覧ください。
フレンチトースト🥰美味しかったので写真を撮りました。
それでは今週もよろしくお願いいたします。
より良い1週間となりますように。✨✨

