8日の日経平均は急騰、地政学リスク後退や原油急落、ショートスクイズ、SQ前で歴代3位の上昇幅。
Ciao![]()
8日の日経平均株価は、前日比2878円86銭高の5万6308円42銭と急騰。
歴代3位の上昇幅で、約1カ月ぶりに5万6000円台を回復した。
出来高は27億6005万株、売買代金は9兆6668億円。
米国とイランの「2週間の停戦合意」を受けた過度な警戒の後退と、原油急落によるショートカバー加速が重なった「地政学ショックの巻き戻し」が起きた一日でした。
米国とイランは、トランプ大統領が設定した期限直前に、ホルムズ海峡の再開放を条件とする2週間の停戦で合意しました。
ホルムズ海峡は世界の石油輸送の約2割を担う要衝であり、ここが再開するかどうかは世界のインフレ見通し、物流コスト、企業収益、さらには中央銀行の金融政策見通しにまで波及します。
停戦合意で原油価格は急落。東京市場では原油高に弱いセクターを中心に一斉に買い戻しが入りました。ゴールドは底打ちしてから戻し継続。
上昇業種は非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器などで、下落業種は鉱業、海運、石油・石炭製品など。地政学リスクが後退すれば、日銀が利上げする可能性も出てくるとの見通しからメガバンクなども上昇しました。
また先週まで市場は、原油高の長期化によるコスト増、物流停滞、消費減速、米国の金融緩和後退リスクまで意識して、日本株をかなり機械的に売っていました。そこに停戦合意と原油急落が入ると、売り方はポジションを急いで買い戻さざるを得なくなります(ショートスクイーズ)。
つまり今日の上昇は、地政学リスク後退、原油急落、ショートスクイーズ、SQ前需給という四つの要因が重なって生まれており、悪材料の後退に対する価格修正としては合理的でも、新しい強気材料が十分に積み上がったわけではありません。
今後は原油価格が安定するのか、米イラン協議が具体的進展を見せるのか、海峡通航正常化に関する続報が出るのか、このあたりを見極めたいところです。
さて、改めて本日の投資家ニュースリレーご覧くださいました皆様、ありがとうございました。
長期投資の考え方をFPの観点、投資家の観点でわかりやすくご説明いただきました。きょうか先生ありがとうございました。






