週足チャートで【11月10日週の相場まとめ】。
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先週の相場を振り返りましょう。
米国ではダウ平均、日本ではTOPIXが最高値を更新しましたが、週後半に失速しました。
先週の米市場で主要3指数の値動きはまちまちでした。
週足でダウ平均とS&P500は小幅にですが反発する一方でナスダックは続落。
政府閉鎖が過去最長記録を更新しており、経済活動への悪影響が顕在化するなかで米連邦議会上院が10日に政府機関の一部閉鎖解除に向けたつなぎ予算案を可決したことで、米政府機関再開、経済指標の発表や経済活動正常化への期待感から株式市場は週初から買いが優勢となりました。
ただしアメリカ議会下院がつなぎ予算案を可決し、トランプ米大統領が12日夜に署名したことでつなぎ予算案が成立(与党・共和党がまとめた案は2026年1月30日までの予算に加えて生活保護に当たるプログラムの財源などを含む)、政府機関の一部閉鎖が終了する見通しとなると材料出尽くし感や、
12月利下げ見通しがFedwatchでも後退したことに加えてFRB高官のタカ派的な発言などもあり、特に過熱感のあったAIや半導体関連銘柄が売られたこともあって調整局面の様相に。
先週の日経平均株価は週足で100円16銭の上昇。
ソフトバンクG(9984)が中間決算を発表、OpenAIへなど積極的な投資が奏功し最終利益は2兆9240億円で前年同時比で2.9倍と国内企業の中間決算としては過去最高益となりましたが、同社株が連日下落したことも日経平均の重しに。
また日銀金融政策決定会合における主な意見(10月29-30日分)が発表されました。日本銀行は、実質金利がマイナスの状態を維持しつつも、今後の利上げ(金融正常化)に慎重に備える姿勢を示しました。米国の関税政策がもたらす不確実性が和らぎつつある一方で、物価上昇率が2%に近づくなど、物価・賃金の上昇が定着しつつあるとの認識が広がっている、という内容でした
↑ビットコインは大台割り込み。
来週は米国の19日引け後発表のエヌビディア決算に注目。20日は9月分の雇用統計も発表される予定となっています。







