21日の日経平均は続伸。憲政史上初の女性首相の誕生。
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21日の日経平均株価は、前日比130円56銭高の4万9316円06銭と続伸。
出来高は22億4027万株、売買代金は6兆2013億円。
前日の米市場の上昇の流れやタカイチラリーで一時5万円に迫る場面もあったものの5万円の手前で失速。自民党の高市総裁は21日の衆参両院の本会議で第104代首相に指名され、憲政史上初の女性首相の誕生となりました。日本維新の会との連立政権が発足することとなります。
入閣を調整している顔ぶれとしては、
総務 林芳正(64、官房長官)
外務 茂木敏充(70、元自民党幹事長)
財務 片山さつき(66、元地方創生相)
農水 鈴木憲和(43、復興副大臣)
防衛 小泉進次郎(44、農相)
官房 木原稔(56、前防衛相)
と報じられており、
ポストが未定の方々は
城内実(60、経済安全保障相)
黄川田仁志(55、元内閣府副大臣)
牧野京夫(66、元国交副大臣)
松本洋平(52、元経産副大臣)
平口洋(77、元法務副大臣)
松本尚(63、外務政務官)
のようです。
改めて関連銘柄をメモ書きも含めて共有しますね。
① 三菱重工(7011)
高市銘柄筆頭と言われ、防衛省への納入額トップの防衛関連銘柄の本命株として注目。核融合エネルギー、マイクロ炉、燃料電池、宇宙開発など多数のテーマにフィットする。
② 網屋(4258)
データセキュリティ事業とネットワークセキュリティ事業を展開し、ネットワーク全体を網羅できることが強み。足元大幅増収増益で、公共分野での導入拡大も継続。AIによる不正検知も。
③泉州電業(9824)
幅広い分野に電線・ケーブルを供給する専門商社型メーカー。防衛装備・再エネ・DXなど幅広い国策分野の電線を供給する。GX関連分野への納入実績が豊富。無借金経営で財務も良好。
④JX金属(5016)
銅・リチウム・レアメタルの国内供給を担う中核企業。資源開発から製錬、製造・開発、リサイクルと一気通貫で手がける。半導体向けの金属化合物材料が成長の柱。国策支援が追い風。
⑤ IHI(7013)
航空・宇宙・防衛、資源・エネルギー・環境、社会インフラなど多様な事業展開と技術力に強み。小型衛星の技術実証に関して豪の衛星新興企業との共同研究で衛星活用で安全保障を強化。
⑥ 川崎重工(7012)
鉄道車両などの輸送機器、エネルギー、産業機器などでトップクラスの製品を持つ。潜水艦・防衛機の生産も強化しており、防衛省予算増額の恩恵期待。宇宙関連機器でも注目できる。
⑦助川電気工業(7711)
「熱と計測」に関する高い技術力でエネルギーや水素、溶融金属、半導体等の精密測定機器などを製造。核融合発電や蓄熱装置等で技術的実績を持ち、核融合関連テーマ株として注目。
⑧フジクラ(5803)
新製品開発力や製造技術力、顧客基盤を強みとする大手電線メーカー。AI需要も事業の追い風で、世界最高水準のレアアース系高温超電導線材の製造で核融合関連としても期待できる。
※ すでに動いているところもありますし、国策テーマは過熱しやすく、思惑先行で株価が上がった後に景気減速・政策転換・国際環境の変化で調整するケースもあります。ポジションサイズ・資金管理を慎重になさることをお勧めします。私はこのなかに保有している銘柄とすでに売却した銘柄もあるのであくまで参考でお願いします。