大阪セミナー講演メモ① ODKソリューションズ(3839:東証スタンダード)さま
Ciao
大阪セミナー、無事に終わりました。
ありがとうございました!
ODKソリューションズ(3839:東証スタンダード)さまのご講演メモを共有させてください。
UCARO®を軸にデータビジネスでUCARO®経済圏を作っていく企業。「データに物語を。」というのは社員全員で考えたとのこと。真面目な企業です、社会的な責任を持った仕事をさせてもらっています、と勝根社長が話されていたのが印象的でした。(真面目さ、お人柄が伝わりました。)
創業から60年の老舗の独立系IT企業。本社は大阪。積み重ねてきた経験と実績で、教育・証券金融・医療分野のDX化を支援。機密性の高い体力データ処理に強みを持っています。システム運用による売り上げが9割以上で、システム開発と保守は6.3%。つまり開発で終わらず、運用で長く顧客と付き合うことが売り上げにつながっているということです。
主力の教育分野では、日本初の大学横断型受験ポータルサイト『UCARO®』を開発。“受験”の各プロセスを大学間で共通化することで、受験生の負荷軽減・利便性向上(郵送の手間や一回登録すれば各大学すべてに個人情報を入力するなどの手間がなくなる)に加え、大学の業務効率化とコスト削減に成功し、リリースから約6年で100大学以上の導入を達成。半数以上の学生が活用しているUCARO®の学生との接点を強みであり、現状の受験時のみのプラットフォーム(点)から、大学生活やその後も使えるサービス(線)に繋げていく取り組みを今行っているところとのこと。Web3.0のアプデミー、「大学生活の歩き方」、採用広報支援の「キャリポート」などを展開。英検との協業なども。NFTで資格試験の結果もすぐわかるようで、横展開も期待できるのかなと思いました。
NFTは、Non-Fungible Tokenの頭文字で代替不可能なトークンを指します。トークンはブロックチェーンから発行される電子証明書のようなもので、ブロックチェーンにデジタルデータの情報を書き込んでトークンを発行し、それをデジタルデータに紐づけます。それにより学生の自己実現が早まっていること、人材不足のなかで企業側からも学生の価値の可視化ができることはメリット。NFTによって今後10年間で新しい世界観の実現を目指すとのこと。
業績も好調で6期連続増収、直近25年3月期の売上高は10%超の増収で、過去最高の64億を達成。成長スピードが次の段階に入ったとのお話がありました。(営業利益は、証券業務における前期特殊要因の剥落影響により減益となったものの、開発・運用体制の適正化による外注費削減効果により、計画よりも上振れして着地。)
優待はQUOカード、総合利回りは3%を超えています。株価上昇によって利回りが低下していますが、PBRは0.85倍と割安感があります。
個人的なメモですが、参考になれば幸いです。