福島、宇都宮セミナーご講演メモ【連続最高益、連続増配】東京応化工業(4186)さま。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

福島、宇都宮セミナーご講演メモ【連続最高益、連続増配】東京応化工業(4186)さま。

Ciaoニコニコ


改めて福島セミナー、宇都宮セミナーとご来場くださった皆様、

ありがとうございました!

本日の宇都宮セミナーは満席で補助席が…感謝です。



さて、東京応化工業(4186:東証プライム)さまのご講演メモ、福島で作成して宇都宮でも加筆しましたので

ちょっとボリュームがありますが共有させてください。


東京応化工業さまは「豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global Company™”」という経営ビジョンを掲げ、

半導体用フォトレジスト世界シェア24.4%と、大手を抑えて世界市場ナンバーワンの半導体用フォトレジスト事業(24.7%のシェアで伸びる余地もありそう)

半導体製造で培った独自の微細加工技術、世界最高水準の純度を実現した高純度化技術(半導体を作る時にはきれいな溶液を作る必要があり、不純物を検知したりゴミを入れない生産技術を持つこと)が強み。

TSMCにも技術面で高く評価されているとのこと。(2024 TSMC Excellent Performance Award 受賞)

前工程のフォトレジストだけでなく、後工程用で用いられるバンプ形成用レジストなども手掛けています。

連結売上高は2024年12月期で2009億円、海外売り上げ比率は80%以上(日本は16.2%)。

グローバルニッチトップ企業100(グローバル市場に取り組みニッチ分野に強い企業)に連続して選出されており、JPX日経インデックス4000の構成銘柄でもあります。

生成AI需要増も追い風。

新規事業の創出への取り組みも。コア技術を活かしてバイオチップ材料、光学材料、機能性材料の検証などライフサイエンス関連材料の幅広い分野でも事業展開を進めているようです。


tok Vision 2030では定性側面として世界のステークホルダーから信頼されることやグローバルで存在感を示すことなどを挙げており、

定量側面は、

指標

2024年度

2030年度

売上高

2,009億円

3,500億円

EBITDA

414億円

770億円

ROE

11.8%

13.0%

それに向けてtok中期計画2027では戦略的投資を加速されるとのことで、760億円の過去最大規模の設備投資などを計画されているとのことでした。減価償却は330億円ですがこちらは売上増でカバーできる見通し。

研究開発費も520億円と過去最大規模。

通期の業績予想も力強い印象、進捗も順調。

株主還元については、株式分割、自社株買いを実施、累進配当を継続されています。






川田さま、柏倉さま、ありがとうございました。

宇都宮セミナーでの川田さまのご講演は後日投資WEBで配信予定ですのでお楽しみに。