今夜は「投資IRカレッジ」でした。景気ウォッチャー調査も発表されました。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

今夜は「投資IRカレッジ」でした。景気ウォッチャー調査も発表されました。

Ciaoニコニコ


さて今夜は学生さん向けの無料の学びの会、

「投資IRカレッジ」で銘柄の選び方などについてお伝えさせていただきました。

学生さんの関心のあるところ、またいただいた質問にも私も学ばせていただいています。感謝ですし、自分が若い方に尽くしていけるところを増やしていければと思います。


さて今週はCPIやミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。ミシガン大学消費者信頼感指数はコンファレンスボード発表の消費者信頼感指数に先行して発表される先行指数で約500人への電話調査からまとめたものですが、

日本では「景気ウォッチャー調査」が景気動向を表す先行指標の1つだと思います。

本日6月9日に5月分が公表され(速さも魅力の1つ)ましたので、投資IRカレッジでもお伝えさせていただきましたが、ブログでも簡単にまとめたいと思います。


景気ウォッチャー調査とは

目的:地域の経済活動に深く関わるコンビニ店員や飲食店スタッフ、タクシー運転手など“現場を知る人々”(約2,050人)によるコメント(毎月25〜月末にかけてPC・電話・メールで回答を取得)を通じ、地域景気の動向を迅速かつ的確に把握するために行われる月例調査です。

12地域(北海道〜沖縄)で実施され、現状判断DI(3か月前との比較)と先行き判断DI(2〜3か月後の見通し)があります。

いずれも「50」が景気の分かれ目で、50以上:改善・上向き、50以下:悪化・下向きと評価されます。


最新の調査(5月:6月9日公表時点)では、

現状判断DI:44.4(前月比+1.8ポイント、5か月ぶりに上昇) → 街角の景況感の悪化圧力がやや後退し、物価高や関税影響からの落ち着きが見えてきたようです 。

先行き判断DI:こちらも6か月ぶりに上昇→ 夏商戦への期待などから、見通し改善の兆しがうかがえます 。

北関東や九州のスーパー、百貨店では「購買はやや回復傾向」「消費者マインドに落ち着きが出ている」との声が聞かれたよう。

懸念事項としては物価高(特に食品価格)、トランプ関税などの対米通商政策が影響を与えているとの指摘がありました。


https://www5.cao.go.jp/keizai3/2025/0609watcher/watcher1.pdf


今月の動きだけでも毎月チェックする価値があると思っています。特に総悲観になった時や、楽観色が強くなった時に相場が動くかもと言うような気づきにもなります。

よろしければチェックしてみてください。