16日の米市場は下落。利下げ期待後退と半導体先行き懸念が重しに。
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おはようございます☀
16日の米市場は下落。
ダウ平均は前日比699ドル57セント安の3万9669ドル39セントと続落。
3月の米小売売上高は前月比1.4%増と市場予想を上ぶれ。2月の企業在庫は前月比0.2%と予想下振れ。
パウエルFRB議長が「金融政策変更の検討を待てる良い状況にある」と述べて早期利下げに慎重なスタンスを示したことで早期利下げ期待が剥落したことや、
オランダの半導体製造装置大手ASMLの2025年1~3月期決算で純利益は前年同期比92%増の23億5500万ユーロと大幅増益となったものの、新規受注は約39億ユーロと新規受注が予想を下回った(25年12月期の業績見通しは据え置き)が嫌気され、半導体関連の先行き不安から半導体SOX指数が4%下落。
加えてエヌビディアが大きく下落。ロイター通信によると『中国市場向けに設計した人工知能(AI)用半導体「H20」の輸出にライセンスを取得する必要があることを9日に通知されたが、少なくとも一部の主要顧客には15日の公表まで伝えていなかったことが、関係者2人の話で分かった。』とのことで、H20は中国向けでは最も先進的な製品でH20の中国向け輸出にライセンスが必要になると米政府から通知があり55億ドルの費用を計上する模様です。
アドバンストマイクロデバイセズも対中輸出規制に関連した費用計上の可能性を示しています。
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