
4日の米市場は急落、貿易摩擦懸念でダウは調整局面、ナスダックは弱気相場入り。
Ciao
4日の米市場は急落。
ダウ平均は前日比2231ドル07セント安の3万8314ドル86セントと大幅に続落。
4万ドルを割り込む展開で一気に調整局面入りとなりました。
ナスダックは弱気相場入りです。
中国が4日に米国からの全ての輸入品に34%の追加関税をかけるほか、レアアースの輸出規制といった相互関税への報復措置を発表したことで米中貿易摩擦懸念への警戒から大きく売られました。またトランプ米大統領は半導体と医薬品を対象にした関税を近く発表するとの考えも示しています。
3月の米雇用統計は、
失業率予想4.1%→結果4.2%
非農業部門雇用者数予想13.5万人増→結果22.8万人増
※前回値は15.1万人→ 11.7万人に下方修正
平均賃金の予想は前月比予想0.3%増→結果0.3%増
前年比予想4.0%増→結果3.8%増
非農業部門雇用者数が大幅増だった反面、失業率は悪化しており、まちまちの結果となり、影響は限定的(というか貿易摩擦の影響の前では軽微)。パウエル議長は今後のデータや見通しを見極める姿勢を崩さず、早期利下げへの期待ができなそうであることも重しに。
日経平均先物も大きく下げており、来週のブラックマンデーは確定したような状況かと思います。昨年の夏の下げのような株価のV字回復は、貿易関税についてはこれから半導体と医薬品を対象にした関税が発表されることもあり見込めないのではないかと思いますので、焦らず打診買いを検討して行ってもいいのかなと思っています。あくまでこの水準なら長期でホールドしたいという銘柄から。
木曜金曜と買ったのは早かったなと個人的にはちょっと反省しています。
ただベトナムでは、トランプ大統領との交渉が進むとの期待感で株価指数が反転ムードで、日本も交渉次第というところもあるかもしれません。
こういう時こそ機械的に積み立てていくのは継続するべきだと思っています。
今回は長期投資で大切なコストを下げてきた投資信託やETFについてマネープラス様でお伝えさせていただきました。よろしければ参考にしてみてください。
では良き週末を!