31日の日経平均は大幅に続落。終値で3万6000円割れは約半年ぶり。
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31日の日経平均株価は、前営業日比1502円77銭安の3万5617円56銭と大幅に続落。
終値で3万6000円割れは約半年ぶりとなります。次のサポートもチェック。
東証プライムの出来高は23億3555万株、売買代金は5兆3700億円。
前週末の米市場で2月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.3%上昇、前年比2.5%上昇(市場予想と一致) 、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.4%上昇、前年比2.8%上昇と市場予想を上回る結果で個人消費も前月比0.4%増と予想を上回りました。
米ミシガン大消費者態度指数(確報値)は57.0と速報値から下方修正されて消費者マインドの冷え込みを示したことに加えて、消費者の5年先の期待インフレ率は4.1%と1993年2月以来の高水準となったことで物価上昇なのに景気は悪化しているというスタグフレーション懸念も強まりました。
加えて貿易関税への先行き不透明感や不確実性が意識されてリスクオフの流れが加速し、週明けの東京市場は業種別株価指数は33業種すべて下落という全面安商状でした。