6日の日経平均は続伸。春闘の賃上げ要求は32年ぶり高水準。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

6日の日経平均は続伸。春闘の賃上げ要求は32年ぶり高水準。

Ciaoニコニコ


6日の日経平均株価は、前日比286円69銭高の3万7704円93銭と続伸。

プライム市場の出来高は19億3048万株。売買代金は4兆9126億円。

前日の欧米市場の上昇を好感。トランプ米大統領は3日にカナダとメキシコからアメリカに輸入される製品に対して25%の関税を課すと発表し、4日に発動して相場がリスクオフの流れになったものの、5日に米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)内の自動車を対象に1カ月間の適用除外とする方針を示したことで懸念がやや後退したことや、2月米ISM非製造業景況感指数が53.5と、前月の52.8と市場予想を上回ったことで景気懸念も後退したことで前日の米市場は買われました。

ただ今週末に雇用統計の発表を控えて、日経平均も上値は限定的だったよう。


今日日本最大の労働組合の全国組織である連合が発表した2025年春闘の賃上げ要求が加重平均で6.09%と32年ぶり高水準となり、中小も6.57%と30年ぶりの水準。「賃金上昇のモメンタム(勢い)持続を示唆する内容で、金融政策の正常化を進める日本銀行にとって好材料と市場は受け止めそうだ」とBloombergでは伝えていますが、賃金の上昇基調が日銀の早期利上げという判断の鍵となるのか注目です。

春を連れて帰ります。