7日の米市場は下落。日米首脳会談は…? | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

7日の米市場は下落。日米首脳会談は…?

Ciaoにっこり


7日の米市場は下落。

ダウ平均は前日比444ドル安の4万4303ドルと続落。



7日発表の1月米雇用統計は、失業率は予想4.1%に対して結果は4.0%、非農業部門雇用者数は予想17.2万人増に対して14.3万人増でしたが、前月分が30.7万人増に上方修正されているので実質増加と言えることなどから労働市場の底堅さを示す結果と取られたよう。加えて2月の米ミシガン大消費者調査(速報値)で1年先の予想インフレ率が前月比1.0ポイント高の4.3%とインフレが高進するとの結果となったことで、長期金利が上昇しました。

注目された7日の日米首脳会談後の共同記者会見ではトランプ大統領が貿易相手国から課される関税率と同じ関税を課すという相互関税を導入、新たな関税措置は来週前半にも説明するとしています。関税により米国でインフレ再燃、利下げが難しくなるとの警戒感が相場の重しとなったようです。

日本についても日米相互に関税を課すとの認識です。

石破首相は首脳会談後の共同記者会見で、米国の雇用拡大や経済成長に日本が貢献していくことをアピールし、日米の経済関係を巡り「日本の対米投資額を1兆ドル規模まで引き上げたい」との意向をトランプ氏に伝えたことを明らかにしたと報じられています。2027年までに防衛費を倍増する見通しであるほかLNGの購入を増やすこと、AIでも共同で投資と開発を拡大する見込みです。

日本鉄鋼(5401)についてはUSスチールの買収ではなく多額の投資と援助で合意。

日本が米国に寄与するとトランプ大統領が感じたからか石破茂首相と和やかに記念撮影した様子が報道されています。


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