酒田五法の基礎から…
Ciao
今年の年明けの為替市場はそこまで大きく動かなかった印象です。
ボラタイルな状態は継続しているものの、今日の5分足だけで見るとちょっとレンジっぽい雰囲気でした。
今年もFXのスキャルピングを毎日しっかり取引していこうと思います。
というのも、もともとはファンダメンタルズ分析から入って、今も欠かさず相場を見ているつもりですが、勝率はファンダメンタルズにテクニカルを併用してから格段に上がったので、ファンダメンタルズだけで戦っている方は、ぜひテクニカル分析も併用することをお勧めします。有名な酒田五法から押さえてみてはいかがでしょうか?
酒田五法は、江戸時代の米相場師である「本間宗久」が考案した相場の法則です。ローソク足を使ったトレンドの読み方の基本として、現在も使われています。以下の5つのパターンを覚えるだけで、初心者でも取引の判断に役立てられます:
① 三山(三尊天井・逆三尊底)
三尊天井:価格が三つの山を作った後、下落するパターン。上昇相場の終わりを示唆。
逆三尊底:三つの谷を作った後、価格が上昇するパターン。下落相場の終わりを示唆。
② 三川(寄り付きと終値の変化)
陽の三川:ローソク足が小幅な下落後に上昇へ転換するパターン。
陰の三川:小幅な上昇後に下落へ転換するパターン。
③ 三空(窓開け)
連続する「窓」(価格帯に隙間ができる現象)が3回続くとトレンドが反転しやすいという法則。
④ 三兵(三本の連続ローソク足)
赤三兵:上昇を示す3本の陽線が連続する。
黒三兵:下落を示す3本の陰線が連続する。
⑤ 三法(押し目買い・戻り売り)
上昇三法:上昇中に一時的に下落するが、再び上昇する。
下降三法:下落中に一時的に上昇するが、再び下落する。
3. ドル円でどう活かすか?
トレンドの把握
坂田五法を使って現在のトレンドを確認し、エントリーや利確のタイミングを判断します。
心理の読み取り
プライスアクションを用いて、投資家の心理を理解し「どちらに動きやすいか」を予測します。
損切りラインの設定
サポートやレジスタンスライン、または坂田五法の反転ポイントを参考にリスク管理を行いましょう。
投資初心者の方はまずはローソク足の形や動きを観察し、坂田五法をシンプルに学んで見るだけでも、勝率が上がっていくと思います。個人的には酒田五法の全てを抑える必要はないんじゃないかなぁと思っています。少額取引で試しながら、実践的な経験を積むとよいでしょう。
投資の参考にしていただければ幸いです。