【週足チャートで】先週の相場を振り返りましょう。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

【週足チャートで】先週の相場を振り返りましょう。

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先週の相場を振り返りましょう。

週足では主要3指数揃って上昇。ダウ平均は4週ぶりに反発、上げ幅は151ドルでした。サンタクロースラリーかと思いきや勢いなく…

欧米市場がクリスマスに伴う休場など今週はお休みモードで薄商いのなか、米下院が20日につなぎ予算案を可決し政府予算を3月まで延長して政府機関の一部閉鎖を回避したことで買い戻しがはいったとみられるほか前週の下落で調整が一巡したとみた買いが入ったよう。







ただ米連邦準備理事会(FRB)が来年の利下げを慎重に進めるタカ派的なスタンスの見方で長期金利は上昇基調となっており株式の相対的な割高感が意識されていることや、トランプ次期大統領の政策が期待されている一方で政策がインフレを引き起こすなどの財政悪化懸念も。

いよいよ来年トランプ氏が大統領就任ですが、政策の実行力でボラタイルになる可能性があり、長期金利の動向もチェックしたいですね。


先週の日経平均は週足で1579円26銭、4%超の上昇。

日産自動車との統合協議入りに合わせて大規模自社株買いを発表したホンダが急騰、トヨタもROE目標を従来比2倍の20%に引き上げるなど経営計画に関する報道を手がかりに買われたことで自動車株が賑わった印象です。





ドル円の円安傾向や中国人向けのビザ発給の緩和措置報道でインバウンド関連も活況。好決算を発表したJフロントや三越伊勢丹など百貨店の上昇なども寄与しました。

また年内受渡の最終売買日を迎えており、新春相場への期待感もセンチメントを明るくした模様です。

明日は大納会。40,000円台をキープして今年を終えられるのか注目ですね。

大発会は6日なので例年より長い年末年始休暇となります。