【動画あり】先週の相場まとめ② | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

【動画あり】先週の相場まとめ②

Ciaoニコニコ続きです!日本市場について。


先週の日経平均は週足で2105円65銭の大幅上昇となりました。



前週末の日銀金融政策決定会合では市場の予想通り金融政策の現状維持を決定。

取引時間後の植田総裁の記者会見では経済、物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて引き続き政策金利を引き上げ金融緩和の度合いを調整していくことになるとの考えを改めて示唆する一方、グローバル経済や金融資本市場の状況は引き続き不安定とし、見極めていきたいとし、追加の利上げを急がない、利下げに慎重な姿勢を示したことで日本の長期金利は下落。


米市場の上昇や円安、中国の大規模な金融緩和などが追い風となり終値ベースで7月末以来となる39000円の大台を回復、自民党総裁選で高市氏がリードの思惑から「高市トレード」で週末27日の日本市場は後場一段高の展開となりましたが石破氏が第28代自民党総裁に決定と報じられたことで急落。日経225先物は2410円安の37440円と先週の上昇分を打ち消す値動きとなりました。

9月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は売り越し、個人投資家も売り越しですが自己が大幅に買い越しで自社株買いが引き続き活発であることが見て取れます。


週初の日経平均は「高市トレード」の期待感の逆回転から下落でスタートすることが想定されます。先物の値動きのままいくと歴代3位の下げ幅になりますね。

ただダウは最高値更新、過去を見ると大統領選前は下げる傾向にありますが大統領選後は上げる傾向にあること、また中国の金融政策を考えると10月は良い押し目買いのタイミングとなるかもしれません。

テレビでも先物の下落について石破氏が尋ねられるシーンもあり、石破氏もマーケットとの対話を意識せざるを得ない状況だと思いますので全体としても過度に下げたところは買う準備が奏功する可能性があります。セミナーでもお伝えしていますが下げたら(この水準になったら)買いたい銘柄リストを作っておくと行動しやすいのでは。

また「防災省」構想によってモリタホールディングスや萩原工業などの防災関連銘柄や、再エネ、国土強靭化関連株、防衛関連も物色される可能性も。初の鳥取出身の首相で鳥取関連銘柄も物色されるかもしれません。


大きく動くタイミングは利益につながりやすい局面だと思い、

今日も動画を撮影しましたので、よろしければご覧ください。


相場サイクルについてもぜひ。