【3分で】先週の相場を振り返りましょう。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

【3分で】先週の相場を振り返りましょう。

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先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場で、週足では主要3指数はまちまちの値動きでした。

ダウ平均は週間で286ドル(0.7%)上昇の3週続伸。

一方ナスダックは週足で3.65%下げ、7週ぶり反落。S&P500も週足で2%近い下落となりました。


先月27日の討論会から大統領選を巡り共和党候補のトランプ前大統領が優勢となっていましたが、13日にトランプ氏暗殺未遂事件が起きたことでトランプ氏の力強さや「ツイている」と評価する声、同情票、共和党内での結束強化などから政権交代が強く意識されており、ダウ平均や地銀、ラッセル2000など小型株に資金が流入、資源、防衛関連、自動車なども物色されてトランプトレードが意識されて、マグニフィセント・セブンは売られるセクターローテーションが起きています。


またクラウドストライクのコンテンツ更新プログラムに端を発する世界規模で起きたMicrosoftのOSのシステム障害などを受けて世界の空港で遅延が発生したほか決済サービスや銀行、放送局などにも影響が出たことから一部のハイテク株が下落。

不正アクセスなどの脅威を検知する技術をクラウドサービスを通じて展開する情報セキュリティー大手のクラウドストライクのソフトウエア更新に伴う不具合が障害の引き金となったとされており、クラウドストライク・ホールディングスの株価は週末に10%以上下落しました。


今週の日経平均は週足で1126円89銭の下落。

7月11日に取引時間中の史上最高値である4万2426円77銭をつけましたが、

トランプ前大統領が円安ドル高を批判したこと河野デジタル大臣の発言などからドル円が1ドル円高方向に動いたこと、

またトランプ前大統領は台湾の半導体産業についても台湾が防衛費を負担すべきと発言し、半導体受託生産世界最大手の台湾TSMCが急落するなど半導体株を中心に大型ハイテク株は売られる流れとなっており、17日にバイデン政権が対中半導体規制で最も厳格な措置を検討と同盟国に警告したと報じられたこともあって日本市場で東京エレクトロン(8035)など値がさの半導体関連株が急落したことも相場の重しとなりました。

週末の日経225先物は、通常取引終値比450円安の39590円と4万円の大台を割り込んでいます。


週足チャート載せておきます。定点観測、ぜひ!努力は裏切らないと思ってます。














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