1日の米市場は上昇。フランスの政治的懸念が後退。ドル円はどこまで円安進行するのか。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

1日の米市場は上昇。フランスの政治的懸念が後退。ドル円はどこまで円安進行するのか。

Ciaoにっこり

おはようございます☀


1日の米市場は上昇。

ダウ平均は前営業日比50ドル66セント高の3万9169ドル52セントと反発。





下半期スタートで資金流入の期待感もあるなかで、6月30日に実施されたフランス国民議会選挙の初回投票では極右の国民連合が予想通り優勢ではあるものの右派の議席の伸びが想定よりも少なそうということで警戒感が和らいだよう。

経済指標では6月の米ISM製造業景況感指数が48.5と市場予想、前月の48.7を下振れ、好不況の分かれ目である50割れを割り込む水準が続いていることでリセッション懸念が。米長期金利は一時4.49%と約1カ月ぶりの高水準を付けました。ドル円は161円70銭台まで円安進行し、今朝は161円台半ばでの推移となっています。

ボラティリティはチャンス!

7月にドル円は介入か、投機的な値動きか、いずれにせよ一旦円高方向に大きく触れるかもしれないなぁと言う可能性を考えながらトレードしていきたいと思っています。

大きな流れとしては、大統領選でトランプ大統領が勝利すると円高方向かもしれませんが、それ以外では基本的に実需が強い(貿易赤字、日米金利差、デジタル赤字、日本で外貨建て預金の増加、NISAでも米国がらみの商品を購入する人が多いなど)ので、円安トレンドは崩れにくいのではないかと思っています。

日本の金利政策が変われば景色が変わる可能性がありますが、債務、ゾンビ企業等の面を鑑みても上げにくい状況、上げても限定的な状況というのは続くのではないでしょうか。


ではでは、今日もどうぞよろしくお願いいたします。