【3分で】先週の相場を振り返りましょう!
Ciao
先週の相場を振り返りましょう。
ダウ平均は週足で561ドルの上昇と上げ幅は5月上旬以来の大きさでした。
ナスダックは過去最高値を更新したものの週間ではほぼフラット。S&P500も過去最高値を更新、週足でも上昇しています。
6月末から投票が始まるフランス下院選で極右の台頭への警戒感から仏株価指数CAC40が急落し、週初は欧州政治不安が相場の重しとして意識されましたが、全体的に直近で発表されている経済指標が米景気の底堅さやインフレ鈍化を示す結果が多いこと、FRBの利下げ期待感が相場を支えています。
先週発表の経済指標では、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス6.0と市場予想を上回ったことからリセッション懸念が後退して景気敏感株や消費関連株に買いが入ったほか、
5月の米小売売上高は前月比で0.1%増と市場予想を下回り前月の4月分が下方修正され消費の減速を示す結果に。
米6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数はプラス1.3と市場予想を下振れ、前月のプラス4.5から悪化する結果となりました。
米5月住宅着工件数も市場予想を下回っています。
個別では米半導体大手エヌビディアの時価総額が18日に3兆3350億ドルとマイクロソフトを抜いて世界首位となりました。生成AI関連銘柄は引き続き物色できると思います。
先週の日経平均株価は週足で218円9銭の下落。
手掛かり材料にかける中で全体的に閑散相場の様相。日本株は売買が減っていて米バンク・オブ・アメリカ(BofA)が7〜13日に実施した6月の機関投資家調査で日本株の保有割合が約1年ぶりの低水準に落ち込んでいると伝えたように日本株への関心は直近薄れているようです。
5月の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆2213億円の赤字→円安圧力。
日本政府観光局が発表した5月の訪日外客数(推計)は、304万100人で前年同月比では60.1%増となっており、インバウンド需要は継続しそうです。
さて、改めまして、昨日は群馬高崎でのセミナーでした。きてくださった皆様、ありがとうございました。
写真もいただきました。
今日は新潟でのセミナーとなります。新NISAの活用や投資戦略の作り方など、投資初心者の方にもわかりやすい内容でお伝えしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。