【3分で】先週の相場を振り返りましょう。

Ciao

先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場は週足で上昇。

3日の米ISM製造業景況感指数が米 5月ISM製造業景況感指数が48.7と前月から悪化し、軟調だったことに加えて、4月の米雇用動態調査（JOLTS）で非農業部門の求人件数が805万9000件と前月比で減少し、市場予想も下回ったことから賃金インフレの懸念が後退したことでFRBによる利下げ時期が早まるとの観測から週足で米長期金利が下落したことが相場を支えました。

7日発表の5月の米雇用統計は

失業率が予想3.9％に対して結果4.1%、

非農業部門雇用者数が予想19.0万人に対して結果27.2万人増、(17.5万人から16.5万人に前月は下方修正)、平均時給へ前月比予想0.3％に対して結果0.4%、前年比予想4.0%に対して結果4.1%となりました。就業者数の伸びなどが市場予想を上回ったことから今週の軟調な経済指標で再燃していたFRBの早期利下げへの期待感が後退した形。一方でリセッション懸念の後退はは相場を支えました。

先週の日経平均は週足で196円3銭高でした。