【3分で】先週の相場を振り返りましょう。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

【3分で】先週の相場を振り返りましょう。

Ciaoにっこり

先週の相場を振り返りましょう。

先週の米主要3指数は続落。

4月1日にシリアにあるイラン大使館がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことから中東で地政学リスクの高まりが意識されていることと、インフレ懸念と米利下げ開始時期が遅れるとの見方が相場の重しに。


米経済の強さを示す経済指標が相次ぐなかで注目されていたインフレ関連の経済指標である3月の米消費者物価指数(CPI)が10日に発表されました。

CPIは前年同月比で3.5%上昇と2月の3.2%から加速し、市場予想を上回る伸びとなり、インフレ圧力が続いていることでFRBの利下げ開始が遅れる、また年内の利下げ回数が想定を下回るとの見方が一段と強まる結果となりました。コア指数も3.8%と市場予想を上振れしました。

(11日発表の米PPIの伸びが前月比(季節調整済み)0.2%上昇と前月の0.6%から鈍化し市場予想を下回っています。)

加えて週末に中東情勢の緊迫、地政学リスクからリスク回避の売りが出ました。

13日にイスラエルを標的にしたイランの攻撃が迫っていると報じられ、バイデン大統領はイランに対し攻撃をやめるよう警告しているほか、米国がイスラエル防衛に全力を尽くしているとしてイランの攻撃は成功しないだろうと語っていると伝えられています。

原油価格は上昇し原油先物は約6カ月ぶりの高値を付けました。

先週の日経平均株価は週足で531円47銭の上昇。日本銀行が来年末までに複数回の利上げを実施するとの見方が強まっていることで2年債利回りは2009年11月以来の高水準をつける場面も。加えて日本政府日銀による円買い介入が警戒され、上値が重かったものの、ドル円は米3月雇用統計の強い結果から材料視したドル買い円売りが継続、4月10日発表の3月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、米10年債利回りは4.5%台まで上昇し、為替は1ドル153円台と34年ぶりの水準まで円安ドル高方向に動いています。日経平均は為替市場の円安が支援材料となるものの、米市場が軟調のなか売買代金も低調でした。ラマダン明けのイード休暇が終わるとまた資金が流入する可能性もあるかもしれません。



私は売買のエントリーはテクニカルを根拠にしますが、その前に「なぜこの市場か、なぜこの銘柄か、なぜこの投資行動なのか」についてはファンダメンタルズを参考にします。

今あなたが投資をしようと思っているその商品が載っている相場がどの方向に傾き、動いているのかを知って考えることが、

確率のビジネスである投資の勝率を上げること、

また投資筋的なものがついていくことに繋がると思います!

私も未熟な部分が多々ある投資筋を鍛えている真っ最中の人間ですが、もし自分の見ているものが少しでも皆様の投資の参考になれば、

という思いで毎週相場まとめをさせていただいています。

ちなみに週あけに地政学リスクで日経平均は下落すると思いますが、チャート見ながら来週大きく下げたら買いチャンスだと考えています。(投資は自己判断でお願いします、ブログにだけ書いてます。)


いつもご覧いただきありがとうございます。

引き続きどうぞ宜しくお願いします!

継続は力✨✨