先週は重要!【3分で】先週の相場を振り返りましょう。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週は重要!【3分で】先週の相場を振り返りましょう。

Ciaoにっこり


先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場で主要3指数は上昇し、再び過去最高値を更新してきました。







注目のFOMCではFRBが政策金利を5.25〜5.5%に据え置きました。政策金利据え置きは5会合連続となります。利上げ予想も年内3回を維持し、概ね無風通過となりました。

買い安心感から景気敏感株を中心に買われました。

欧州ではデギンドスECB副総裁が6月に利下げを議論する準備が整うとの認識を示したと報じられています。欧米は利下げ方向ですね。

FOMCの結果を受けて20日のダウ平均は前日比401ドル37セント高の3万9512ドル13セントと3日続伸し、約1カ月ぶりに最高値を更新しました。S&P500は連日で最高値を更新。ナスダックも最高値更新しています。

個別ではAppleがGoogleの生成AI「ジェミニ」をiPhoneに搭載する方向で交渉を進めていると報じられ、Googleの親会社であるアルファベットが上昇するなどAI関連の需要拡大を見込んだ買いはハイテク株の支えと引き続きなっています。先週はAIとGPUの世界最大級のイベントNVIDIA GTC 2024が開催されましたが、エヌビディアはAI向け旗艦チップブラックウェルB200(従来製品より最大30倍高速という)を発表しましたが、次世代チップの発表は予想通りととられたものの、生成AI関連の需要拡大への期待感が相場を支えているようです。

週末22日の米市場はまちまちの値動き。

ダウ平均は前日比305ドル47セント安の3万9475ドル90セントと5営業日ぶりに反落

米主要3指数が連日で最高値を更新、ダウは直近1000ドルを超える上昇をしたこともあり週末の持ち高調整、利食い売りが優勢となった模様です。ナイキの下げも響きました。しかし週末もナスダックは5日続伸し、連日で過去最高値を更新しています。


先週の日経平均株価は週足では2180円79銭高と大幅上昇。

日銀金融政策決定会合で日銀はマイナス金利政策の解除を市場の折り込み通りに決定。ほかに国債の大量買い入れ継続などを決定し、緩和的な金融政策継続見通しやイベント通過したアク抜けなどから買いが優勢となり、19日の日経平均株価は、前日比263円16銭高の4万0003円60銭と続伸し大台の4万円を回復。



植田和男日銀総裁の会見では春闘の集計は大きな要素になり異次元の金融緩和を取りやめること、緩和的な政策は維持することなどが伝えられています。年内の利上げなどには言及せず…。

日銀は17年ぶり利上げ決定、金融正常化という転換点を迎えました。

またFOMCの結果を受けて祝日明け21日の日経平均株価は、前営業日比812円06銭高の4万0815円66銭と大幅に3営業日続伸。再び過去最高値を更新しました。

為替市場では円安進行し、ドル円は151円で引けています。


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