【3分で】先週の相場を振り返りましょう。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

【3分で】先週の相場を振り返りましょう。

Ciaoにっこり


先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場は上昇。

ダウ平均は6週続伸し、2022年1月に付けた史上最高値(終値で3万6799ドル)に接近しています。週末8日のダウ平均は前日比130ドル49セント高の3万6247ドル87セントと続伸し、再び年初来高値を更新してきました。

ナスダックも週末に年初来高値を更新しています。


先週は雇用関係の指標が相次ぎ、5日発表の10月JOLTS、6日の11月ADP雇用統計がともに市場予想を下回る軟調な結果でした。米長期金利が引き続き相場を支えるなかで

週末に発表された11月の米雇用統計は、

失業率 予想3.9%→結果3.7%

非農業部門雇用者数予想18.3万人→結果19.9万人増

平均時給前月比予想0.3%→結果0.4%

前年比予想4.0%→結果4.0%

と市場予想より良い結果であったことや、

12月のミシガン大消費者態度指数(速報値)が前月から改善し、期待インフレが下がったことが好感されたよう。

米長期金利が上昇しましたが、リセッション懸念の後退もあり買いが優勢となりました。


一方で先週の日経平均株価は週間で1123円65銭と続落。

7日に参議院の財政金融委員会で植田日銀総裁が「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな金融政策運営になる」と発言したことから日銀が大規模緩和をとりやめて金融政策の修正に踏み切るのではないかという見方が強まったことで為替市場でドル円が急落。

中国経済への懸念も強まっており、8日の日経平均株価は、前日比550円45銭安の3万2307円86銭と大幅続落。

メジャーSQ値は概算で3万2639円57銭でした。

では良き日曜日をお過ごしください。