【チャートと一緒に】先週の相場を3分で振り返りましょう。

先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場は上昇。

S&P500は4,500ポイントを回復するなど上昇基調が継続しています。

先週注目された6月の米消費者物価指数（CPI）は前年同月比3.0%上昇、コアは4.8%上昇と市場予想を下回りました。前月からも伸びが鈍化しており、加えて翌日発表の6月の米卸売物価指数（PPI）も前月比0.1%上昇と、CPIに続いて市場予想を下回ったことから、

利上げ長期化への警戒感が後退(長期金利が下落)した模様。

FRBが6月に公表した政策金利見通しでは年内あと2回の利上げが示されており、今月25〜26日のFOMCでは0.25％の追加利上げが折り込まれていますが、そこで利上げが打ち止めになる可能性が出てきているようです。

半導体SOX指数は年初来高値を更新、小型株のラッセル2000も上昇しています。

決算シーズンに入り、個別株の物色も旺盛です。

ドル円は先週大きく下落し、一時137円台となる場面も。週末は138円台後半で終えました。

日経平均は週間で約3円高とほぼ横ばい。TOPIXは下落しています。